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「分水嶺」としての1989年天安門事件
2022/09/30 城山英巳日中両国は9月29日に国交正常化50周年を迎えた。友好と対立が交錯した日中関係の「分水嶺」は天安門事件での日本政府の対中政策だろう。あの時、一党独裁体制の維持のためには人民の流血も厭わない共産党の本質を見誤ったのではないか。
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「節目」を迎える2022年の中国 日本の対中戦略、再考を
2022/08/27 城山英巳9月、日中国交正常化から50周年を迎える。この間、一貫して「台頭」し続けた中国。この機にいま一度日本の対中外交を総括し、将来に向け戦略を練るべきだ。
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「分水嶺」としての1989年天安門事件
2022/08/25 城山英巳日中両国は9月29日に国交正常化50周年を迎える。友好と対立が交錯した日中関係の「分水嶺」は天安門事件での日本政府の対中政策だろう。あの時、一党独裁体制の維持のためには人民の流血も厭わない共産党の本質を見誤ったのではないか。
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中国を変える〝中国人〟
2022/01/21 城山英巳何が事実で、現実なのか──。厳しい言論統制によって真実が見えづらい中国で、言論空間を広げようと苦心した元人権派弁護士の挑戦は今もなお続いている。
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就任3年半で初来日、対日強硬派は東京で何を語ったか
2016/08/30 城山英巳「豹変」の裏には、習近平政権の「外交失点」に伴い国際的孤立がこのまま続けば、杭州G20(20カ国・地域)に影響を及ぼしかねない、という危機感があった。
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改革派中国誌が選んだ「玉砕」という道
2016/07/28 城山英巳中国で体制内改革派の言論の砦として影響力を誇った月刊誌「炎黄春秋」が停刊となった。改革派知識人たちが「一つの時代の終わり」をどう迎え、独裁を強める権力とどう立ち向かっていくのか。
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南シナ海仲裁判決を絶対受け入れない習近平の危機感
2016/07/16 城山英巳中国は圧力が加えられれば意固地になり、独自の道を歩む。習近平指導部は、伝統的な「統一戦線」と「持久戦」で危機を乗り切る戦略を展開する。
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その「瓦解」が中国共産党体制の危機を決定的にする
2016/06/29 城山英巳「一国二制度」の下で司法の独立や言論の自由が保障された香港でも、「人が消える」事件が社会を震撼させている。
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新疆政策批判で異例の無期懲役判決
2014/10/07 城山英巳国家分裂罪に問われていた著名なウイグル族経済学者・イリハム・トフティ氏に対し、無期懲役判決が言い渡された。
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「利用される対象」としての日本 「盧溝橋」77年記念式典の「異例さ」
2014/07/15 城山英巳盧溝橋事件から77年を迎えた記念式典に出席した習近平。その「異例さ」から読み解く、中国の国内事情とは…
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2014/07/09 城山英巳
習近平指導部は人権派弁護士の団結を恐れ、彼らの行動をより一層許さなくなった。「天安門事件25年」の中で起こった浦志強氏の事件とは…
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一枚岩ではない共産党
2013/11/20 城山英巳キーワードは「周辺外交工作座談会」と「国家安全委員会創設」。習近平の2つの政策から見えてくる対日戦略は…
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3中総会を前にした共産党の攻防
2013/09/10 城山英巳薄熙来の初公判が開かれた。想定外の事態は、習近平と薄熙来の政治的思惑が絡み合って表面化したものだ。薄熙来の政治的狙いは何なのか。
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2013/05/16 城山英巳
「歴史的な懸案で未解決のままの琉球(沖縄)問題を再び議論できる時が来た」と主張した人民日報が、日中関係の新たな「火種」となっている。
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江沢民に巻き返された胡錦濤と薄熙来・毛沢東という「亡霊」
2012/11/22 城山英巳閉幕を迎えた第18回党大会。二転三転した人事案、胡錦濤や習近平、江沢民の思惑……。熾烈な権力闘争の内幕に迫る――。
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2012/10/05 城山英巳
「1972年の国交正常化以降、最も深刻な状況になっている」とも言われる日中関係。両国のボタンの掛け違いはどこで生じたのか。
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「冷静」から「緊張」局面へ
2012/09/13 城山英巳日本政府は尖閣諸島を国有化する決定を下した。中国政府は強硬な対抗措置を示唆しながらも、日本側の柔軟化を待っているようにも見える。
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