著者紹介

李登輝に学ぶ「指導者の心得」

日本の最先端医療で台湾の人々を救う

総統退任後も国民のことを思い、日本の最先端のガン治療設備を導入するなど、台湾の医療の前進に大きく貢献してきた李登輝氏。唯一の日本人秘書である早川友久さんが、李登輝氏の大切にする「指導者の心得」を解説します。

「一滴の血」も流さなかった李登輝の台湾民主化を…

独裁体制から民主化された台湾へ。台湾の民主化を語るうえで欠かせない、李登輝を精神的に支えた存在とは――？

李登輝にとっての「政治の先生」とは？

「日本精神」だけではない台湾民主化の原動力

中国人を如何にしてコントロールするか、台湾民主化の成功の裏には、李登輝さんが権謀術数を学んだ「学校」の存在があった。

「日本の教養」をまとった李登輝夫人の素顔

李登輝の人生を語るうえで欠かすことのできないパートナーがいる。いうまでもなく、夫人の曾文恵だ。二人は1949年2月9日に結婚、今年70周年を迎える。

李登輝が考える「日本」と「中国」の決定的な違い

『武士道』に代表される日本人の精神性と最も対照的なのが、中国の『論語』だと李登輝さんは言います。唯一の日本人秘書である早川友久さんが、その意味を解説します。

李登輝が「台湾民主化は日本のおかげ」と語るワケ

学者出身で、党内にも権力基盤をまったく持たなかった李登輝さんはなぜ、国民党の独裁体制を破壊し、台湾を民主化へと導くことができたのか――。唯一の日本人秘書である早川友久さんが、その知られざる背景を解き明かします。

民進党惨敗に対する李登輝の「意外な言葉」

11月24日に行われた台湾統一地方選挙の結果に対し、「心配半分、喜び半分」と語った李登輝さん。日本人秘書である早川友久さんが、その真意を説き明かします。

李登輝が「台湾独立」を明言しないワケ

李登輝は言う。「私はこれまで『台湾独立』など一度も主張したことがない」と。そう聞くと誰もが疑問に思うに違いない。

日本人が捨てるべき「台湾への思い込み」

「本省人vs外省人」では語れない統一地方選

日本人のなかには、「外省人」と聞くと嫌悪感を示す人がいる。「あの市長は外省人ですよ」と聞いただけで「そりゃダメだ」と断言する人がいる。しかし、あえて断言するならば、本省人や外省人といったくくりだけでは、もはや判断できない時代になっているの…

台湾の若者が「現状維持」を望むワケ

「独立か、統一か」では語れない統一地方選

11月24日に、4年に一度の「統一地方選挙」の投票が行われる台湾。2020年の総統選挙に向けた試金石としても注目されるが、2014年の「ひまわり学生運動」やその後の政権交代を経て、台湾の若者はいま、政治に何を期待しているのだろうか――。李…

李登輝が今も大切にしている「日本の精神」とは？

台湾の元総統・李登輝さんが今も大切にしている「日本の精神」とは――？ 唯一の日本人秘書である早川友久さんが、李登輝さんの言葉の真意を読み解きながら、その素顔を明かしていきます。

李登輝が「日本の若者」と話したがる2つの理由

台湾の元総統・李登輝さんが、今でも日本の若者と積極的に交流しているワケとは――？ 唯一の日本人秘書である早川友久さんが、李登輝さんの言葉の真意を読み解きながら、その素顔を明かしていきます。

李登輝が「暴れん坊将軍」を愛してやまない理由

台湾の元総統・李登輝さんが考える「理想のリーダー像」とは――？ 唯一の日本人秘書である早川友久さんが、李登輝さんの言葉の真意を読み解きながら、その素顔を明かしていきます。

日本人の私が、李登輝の秘書になったワケ

「どんな仕事をしているのか？」という質問と同じくらいよく聞かれるのが、「なぜ李登輝の秘書になれたのか？」というものだ。それにはまず、そもそも私がなぜ台湾と縁が出来たのかについてお話ししなければならない。

「本物の李登輝の言葉」を届けたい

私が李登輝と日々、業務で、プライベートでお付き合いしている語り合いの言葉の中から、李登輝が今、伝えたい言葉の真意を私なりに汲み取って、みなさんにお届けしたい。