「国際」の最新記事一覧
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2023/08/31 海野素央
今回のテーマは、「『トランプ度』とトランプ初公判」である。ドナルド・トランプ前米大統領の初公判の日が決定した。「裁判引き延ばし」戦略をとったトランプ氏弁護団の要求は通らなかった。
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2023/08/31 岡崎研究所
中国の海洋進出が強化される中で、パプアニューギニアの地政学的な重要性が増している。同国の基地を米軍が利用できるようになった他、日英仏の艦船訪問などが相次いでいる。
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2023/08/30 山崎文明
「中国が日本の機密防衛ネットワークをハックしたと当局者が発言」と題する記事がワシントン・ポスト紙のウェブサイトに掲載された。日本でも、主要メディアがこのことを伝えたが、自衛隊のシステムはどこまで侵入されてしまっているのか。
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2023/08/30 高橋雅英
インドはクアッドの一角として、米国や日本の重要なパートナー国である一方、BRICSや上海協力機構の加盟国として、西側陣営に対抗しうる勢力とも連携している。特に、ロシアとは強固な繋がりを維持しており、エネルギー分野でも大きく進展している。
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2023/08/30 岡崎研究所
サウジ・イラン国交正常化、イスラエルとバーレーン・UAEのアブラハム合意など、米軍撤退を受け対立してきた中東諸国間での外交関係の好転が今日まで相次いでいる。だがそれは、中東に横たわる諸問題の解決を意味するわけではない。
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2023/08/29 高口康太
福島原発処理水の海洋放出に中国政府は強く反発し、日本の水産物の全面禁輸という強硬措置に出た。官製メディアは未来に禍根を残すと報じている。これに対し、不安にかられた中国人民は塩の買い占めを始めるという予想外の混乱へとつながっている。
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2023/08/29 佐藤俊介
「ワグネル」のトップ、プリゴジン氏が反乱劇から2カ月間とはいえ生き長らえた背景には、ワグネルを徹底的に無力化する時間が必要だった可能性がある。プーチン政権が再選の障害となりうる有力者らの〝粛清〟を本格化させている姿にも映る。
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2023/08/29 岡崎研究所
トランプ政権下での中国との大国間競争、「米国第一」の保護主義的な通商政策などの内外政策は、そのままバイデン政権に、そして2024年の選挙で誕生する次期政権にも継承される。トランプ政権の革命は、歴史的であったという評価になりそうだ。
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2023/08/28 岡崎研究所
今年9月からロシアの高校生が使う近代史の新しい教科書には、「ウクライナは超国家主義者の国」などと記され、プーチンの世界観・歴史観が色濃く反映されている。もはやそこには、ソ連時代の過ちを認めたゴルバチョフの柔軟な姿勢はない。
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キーワードから学ぶアメリカ⑧
2023/08/26 西山隆行米国の二大政党について、民主党がリベラル、共和党が保守の立場に立つといわれる。だが、米国の場合、特定の思想やイデオロギーに基づいて政党の立場を説明するのは容易ではない。共和党の性格を理解するためには、歴史を振り返る必要がある。
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2023/08/25 中島恵
訪日外国人旅行客などの増加で、オーバーツーリズムが問題となっているが、中国でも発生している。若者の就職難、不動産不況など経済的に苦境に立たされている人が多いと予想される中国だが、なぜこうした現象が起き、今、観光地はどうなっているのか。
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2023/08/25 西村六善
ロシアが始めたウクライナ侵略のせいでロシアは人的、経済的犠牲を払っている。その中で、「ロシア崩壊」というプーチン政権にとってはトンデモナイ議論が動き始めている。プーチン後、終戦後のロシアはどのような姿になっているのか。
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2023/08/25 岡崎研究所
レアアースの多くの品目について中国がシェアを握っているが、レアアース自体は世界各地に幅広く存在している。採掘による環境負荷などの制約が少ない中国が低コストで生産可能というだけだ。米国など西側では脱中国の動きが加速している。
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2023/08/24 佐々木正明
露民間軍事会社ワグネルの創設者、エフゲニー・プリゴジン氏が死亡したと、ロシア航空当局が発表した。真相はまだ未確定だが、「プーチン体制への裏切り者は粛清される」というロシアの暗黙の掟を地で行く形になったと言えるだろう。
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2023/08/24 岡崎研究所
今年5月にタイで行われた総選挙では、王制改革や不敬罪法の改正などを掲げる「前進党」が若者の支持を集め、第一党となった。だがその後の連立交渉に失敗し、第二党のタクシン派と軍が政権を握るかもしれない。
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2023/08/23 金野雄五
ウクライナ戦争はいつまで続くのか。戦況や停戦交渉においては、そのような動きは見えない。ただ、ロシア経済および財政においては、「限界」とも言える時期が見通せる状況となりつつある。
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2023/08/23 岡崎研究所
ウクライナ戦争を経て、独仏は東欧・南欧へのEU拡大について支持に回った。だがこれらの地域の希望国が全てEUに加盟すれば、加盟国は27から33となり、制度改革を行わなければEUは機能しなくなってしまう。
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2023/08/22 海野素央
今回のテーマは、「トランプ4回目の起訴と注目点」である。南部ジョージア州大陪審は8月14日、20年米大統領選挙の結果を共謀して覆そうとした疑いで、ドナルド・トランプ前大統領と共謀者18人を起訴した。同前大統領への起訴は4回目となった。
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2023/08/22 岡崎研究所
ロシアのショイグ国防相が朝鮮戦争休戦70周年記念行事出席のために訪朝した。その際のショイグへの破格の待遇から、露朝間で危険な武器取引が行われる疑念が指摘されている。
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2023/08/21 服部倫卓
ロシアの食品・肥料輸出が、制裁による影響を受けているのは事実であろうが、その具体的な動きは検証不能である。そんな中、ロシアの穀物輸出が順調というデータも出ている。しかし、実は戦乱の影響がじわりと及び始めている。
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