「国際」の最新記事一覧
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2025/09/29 岡崎研究所政治問題への討議が厳しく管理・制限されている中国においても、ロシアとウクライナにおける戦争については、多様な意見が許容されている。これは、中露関係への見解が分かれていて、中国当局と揃える必要がないことを意味する。
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2025/09/26 熊谷 徹ヨーロッパの自動車業界がモビリティー転換とリストラの波にさらされる中、ミュンヘンで自動車見本市IAAモビリティーが開かれた。中国企業のヨーロッパ市場への関心の強さと、ドイツ企業が中長期的に主軸を電気自動車に移そうとしている様子が見られた。
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日本不在のアジア最前線─教育と低リテラシーが招く空洞化(1)
2025/09/26 桂木麻也シリコンバレーから始まった技術革命が、今や国家戦略の中核を占める時代となった。その行方は、日本企業の未来を左右する決定的要因となりつつある。それどころか、テクノロジーセクターのメガトレンドの激流の中で、存在感が著しく低下している日本と日本…
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2025/09/26 岡崎研究所トランプは、インドを「死んだ経済」と切り捨て、インドの対米貿易黒字と国内市場の保護主義を理由に関税を課した。パキスタンとの関係を深めるなどインドを疎外する言動を続けるが、それを中国の思うつぼとなる。
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2025/09/25 海野素央州レベルや地方レベルでも、ワシントンに絡む重要なイベントが進行している。これまでも、「トランプの期限」――来年の米中間選挙とトランプの政策について記してきた。中でも注目すべきなのは、中間選挙を占うような連邦下院議員の補欠選挙である。
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2025/09/25 斎藤 彰米大統領による根拠や実現性のあやふやな発言、情報発信が相次ぎ、米政府の国際的信用失墜を招いているとする指摘が、米メディアで出始めている。
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2025/09/25 岡崎研究所ガザ衝突に対し、主要西側諸国がパレスチナ独立国家の承認に動き出す中、イスラエルが西岸併合を打ち出した。これにUAEはアブラハム合意に対する越えてはならない一線であると批判している。大きな行動を起こしていなかったUAEの真意とは。
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2025/09/24 佐々木伸イスラエル軍はパレスチナ自治区ガザの中心都市、ガザ市の制圧作戦に着手。ネタニヤフ首相は古代ギリシャの軍事国家になぞらえ、イスラエルを「超スパルタ国家」にする必要性を強調した。その真の狙いはパレスチナ人の民族浄化とジェノサイドだろう。
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2025/09/24 岡崎研究所上海協力機構首脳会議と「抗日戦争勝利80周年記念式典」は中国の増大する国力と世界秩序再構築の野心を示したが、習近平の目くらましに過ぎない。他国の主権への尊重と人類の進歩へのコミットメントを語るが、プーチンや金正恩と連帯しているのである。
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2025/09/23 吉永ケンジ朝鮮半島で唯一、南北に分断されている自治体、江原道に大規模なK-POPスタジアム建設が計画されているが、そこには分断で苦しむ地元事情がある。憧れの観光地である反面、自由な開発ができない土地だった。
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2025/09/23 岡崎研究所抗議行動ではインドネシアで初めてSNSが本格的な役割を果たした。昨年大統領に選出されたプラボウォによる間違った統治に対し、成熟した市民社会の圧力が実を結んだ。まさに、インドネシア型民主主義の勝利だ。
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2025/09/22 関口和一ドイツのベルリンで、欧州最大の家電・IT見本市「IFA」が開かれた。今や日本メーカーの姿は少なく、中国とトルコのメーカーが席巻。テレビ映像や生成AIといった最新技術が疲労された。世界の家電市場の最新動向は?
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注目株ベトナムと早すぎる脱工業化(前編)
2025/09/22 塚田雄太本稿では前・中・後の3編編成で、ベトナムがこれまでどのように成長し、その成長にリスクはないのか、そして、日本企業が今後もベトナムの成長に期待するのであればどのような点を注視しておく必要があるかを整理していきたい。まず、前編ではベトナムのこ…
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2025/09/22 岡崎研究所トランプはウクライナ戦争の停戦を当面の目標としていたはずであるが、プーチンに誘導され和平への転換に胡麻化されたのかも知れない。もろもろの状況を勘案すれば、停戦の追求が現実的なオプションであるが、そこにも2つのハードルがある。
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2025/09/19 中島恵満州事変の発端となった柳条湖事件から94年を迎えた9月18日、中国の「九・一八歴史博物館」前で式典が行われた。「抗日戦争勝利80年」として、7月末から抗日映画を次々と公開、ナショナリズムが高まっている中、中国で何が起きたのか。
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2025/09/19 斎藤 彰わが国の外交基本方針である自由で開かれたインド太平洋戦略が、米印関係冷却化で先行き不透明になりつつある。背景に、トランプ大統領による関税政策と厳しい対インド外交姿勢がある。
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2025/09/19 岡崎研究所IAEAがイランのブシェールにある原発へ査察チームを派遣したのは、核開発に対する監視が再開するきっかけとなり得る。ただ、イラン側は、空爆を受けた3カ所の核開発施設への査察は避けたいところで、経済制裁の効果も未知数だ。
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2025/09/18 海野素央今回の日米関税交渉における赤沢の交渉戦術について触れた後で、ドナルド・トランプ米大統領の交渉戦術に焦点を当てて述べる。
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2025/09/18 長尾 賢インドのモディ首相が上海協力機構に出席し、中国の習近平主席、ロシアのプーチン大統領と談笑する姿が放送された。インドを味方にして中国に対抗する戦略を推進してきた日本にとっては心配な情勢である。日本にとって「インドは信用できるのか」。
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2025/09/18 龍神孝介長引く戦争の中、ウクライナは戦う気持ちを持ち続けている。それは、最前線にいるウクライナ兵だけではなく、手や足を失った負傷兵たちも「復帰してまた前線に戻りたい」と口をそろえる。現地のリハビリセンターから報告する。
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