「政治・経済」の最新記事一覧
-
2024/06/20 岡崎研究所メキシコ大統領・議会選挙でオブラドール大統領の後継者となるシェインバウムと与党連合が圧勝した。歴史上初のメキシコ女性大統領が誕生するが、財政難や治安問題、対米関係、前任者の路線の維持と外国投資への影響など課題も大きい。
-
2024/06/19 岡崎研究所西側諸国による対ウクライナ支援は、供与されるすべての兵器システムが基本的にロシア領内の攻撃には使用しないことが条件づけられるというブレーキをかけられていた。戦争を必要以上に長びかせ破壊的な制約は解除されたが、3つの懸念がある。
-
2024/06/18 岡崎研究所日中韓首脳会談が約5年振りに実現した。開催に積極的でなかった中国が応じたのは、日韓関係の改善、日米韓関係の緊密化によるところが大きいとみられる。中国と渡り合うためには、自らの立場を強くすることが一番大事だと言うことを如実に示している。
-
2024/06/17 吉田哲課題山積の東京だが、流入人口が多い故に地方のような組織票がなく、そのリーダーは人気投票やポピュリズムに陥る傾向にある。国との対立軸を演出したワンイシューを喚起し、その波に乗る候補者も多い。歴代の知事の主張や特徴を追った。
-
2024/06/17 野川隆輝ロシアによるウクライナ侵攻は、日本のエネルギー安保の〝脆弱性〟を改めて浮き彫りにした。国民の生活に欠かせない、いわば「水」のような存在の「電気」。その安定供給を支える最前線を取材した。
-
2024/06/17 岡崎研究所インド総選挙の結果は、BJP大勝という事前予測とは大きく異なる結果となった。60議席以上を減らして単独過半数を失い与党連合では何とか過半数を維持し、野党連合に倍増を許した。そこには、経済成長を続けるものの抱える「格差」の問題がある。
-
2024/06/14 冷泉彰彦経済産業省が作成したスライド「製造業を巡る現状と課題 今後の政策の方向性」が話題になっている。海外比率が高まる中で日本の企業はどのように「本社の経営力」を高めていくのかという問題である。ここには大きな2つの課題が横たわっている。
-
2024/06/14 岡崎研究所EUは西バルカンなどへの拡大を目指しているが、セルビアやジョージアといった地域の指導者にはEU加盟どころか、反対方向を指向する者がある。そこには、ロシアと中国による干渉、EU加盟に疑念を抱く執拗な勢力の存在はじめ複雑な事情が絡む。
-
2024/06/13 海野素央目下のところ、ファン・マーチャン判事が7月11日にトランプ前大統領に言い渡す量刑に注目が集まっている。では、マーチャン判事はどのように量刑を捉えているのだろうか。
-
2024/06/13 矢野康治財政規律が弛緩し、借金が急激かつ雪だるま式に膨らんでいった平成の日本。財政楽観論や減税論に惑わされず、構造的な改革を断行していくべきだ。
-
2024/06/13 岡崎研究所今、中露関係は地政学上、相互利益上も強固であり、両国の間に緊張はあるが当面表面には出て来ない。キッシンジャーが死の直前、「弱体化したロシアが事実上中国の衛星国になり、中国の勢力圏がポーランド近くまで拡大する」と懸念。止める術はあるのか。
-
2024/06/13 宿輪純一普段から、当たり前のように使っている「おカネ」ですが、なぜ私たちは貨幣に価値があると考えているのでしょうか。その背景には、貨幣の発行元である国の経済力や政治的な情勢など、さまざまな要素が複雑に絡み合っています。
-
2024/06/12 斎藤 彰11月米大統領選に向けバイデン、トランプ両候補が直接対峙する最初のTV討論会が、来る27日に行われる。トランプ候補が大統領経験者として史上初の有罪判決を受けた直後であるだけに、国内のみならず世界が注視する“世紀のディベート”となりそうだ。
-
2024/06/12 岡崎研究所人口動態を見てみると、米国も中国もロシアも出生率は低下しているものの、移民を引き付ける米国には強みがあると言える。ただ、そこから現実の国際関係に引きつけて議論する際には、いくつか留意すべき点がある。
-
2024/06/11 唐鎌大輔円安抑止の処方箋は外国企業による対内直接投資促進だと強調してきた。TSMCの熊本工場建設で地域経済に好循環が生まれている。ただ、政策には功罪が必ず付き纏う。対内直接投資を主軸に成長をけん引してきたアイルランドから「負の側面」を議論してみた…
-
2024/06/11 山本隆三車社会である米国では、車を見れば年収が推測できると言われている。EVの平均価格が内燃機関自動車よりも高く、高所得者しか連邦政府の補助金を全額受け取れない。現状は「貧乏人はガソリン車に乗れ」で、その動きは加速しているようだ。
-
2024/06/11 宿輪純一食品や電気・ガス料金などの値上げが相次いでいます。物価高騰に賃金の上昇が追い付かず、さらなる生活苦に不満を感じている人は少なくありません。物価の変動は、景気にどのような影響を与えているのでしょうか?
-
2024/06/11 岡崎研究所ウクライナ戦争を闘う中で、ニジェールで起きたクーデターとそれによる米軍とフランス軍の撤退は、ワグネルの浸透を許し、ロシアによる継戦を助けてしまっている。ここには、ニジェールへの制裁ではない新たな対応が必要となっている。
-
2024/06/10 佐藤泰裕「消滅可能性都市」が話題となったレポートから10年、人口戦略会議から続編とも言えるレポートが出た。そもそも、少子化といった国規模の現象に対して、自治体レベルでの議論を行うべきなのか。議論へ留意すべき点を考察してみたい。
-
2024/06/10 岡崎研究所頼清徳総統の就任演説は、対中政策について「現状維持」を明言した一方、台湾を守る強い意思を感じさせた。立法院では、第1党を野党に奪われる16年ぶりの「ねじれ」現象が起きている。すでに乱闘騒ぎもあり、中国はこの状況を利用する可能性もある。
|
|
|
