「本」の最新記事一覧
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都会の鳥の生態学 カラス、スズメ、水鳥、猛禽の栄枯盛衰』唐沢孝一氏インタビュー
2023/09/23 足立倫行ツバメ、スズメ、カラス、ヒヨドリ、キジバトなど、都会に生息する身近な野鳥は「都市鳥」と呼ばれる。『都会の鳥の生態学 カラス、スズメ、水鳥、猛禽の栄枯盛衰』(唐沢孝一、中公新書)。彼ら都市鳥と人間との関係は時代と共に変わってきた。換言すれば…
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『今を生きる思想 宮本常一 歴史は庶民が作る』畑中章宏氏インタビュー
2023/08/26 足立倫行『今を生きる思想 宮本常一 歴史は庶民が作る』(畑中章宏、講談社現代新書)は、「今こそ読まれるべき思想家」を集めた講談社の現代新書100(ハンドレッド)シリーズの一冊である。
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2023/08/12 池田 瞬
夏休みを機会に普段読めなかった本をじっくりと読んでみるのも悪くない。こうした読書はこれまであたり前と思っていたことを新たな視点で捉え直すきっかけになる。これからご紹介する3冊で「見直しの夏」にトライしてみるのはいかがだろうか。
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『解剖 京都力』読売新聞大阪本社経済部・編
2023/07/23 Wedge ONLINE編集部京都が 多くの人々や文物、そしてお金を引きつけるのはなぜか。独自の取材で その秘密に迫ったのが 本書 『解剖 京都力』 である。大きな特徴は、新聞社の経済部の記者が中心となって、経済取材の視点から 現代の京都を捉え直した点にある 。
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『大久保利通「知」を結ぶ指導者』瀧井一博氏インタビュー
2023/07/22 足立倫行『大久保利通「知」を結ぶ指導者』(瀧井一博、新潮選書)は、大久保の足跡の詳細な検証から、そのような定説を覆し、帯文によれば「大久保論の決定版」と高い評価を受けた注目の一冊だ(第76回毎日出版文化賞受賞)。
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髙崎順子・著『休暇のマネジメント』書評インタビュー
2023/07/08 川崎隆司全国民が年間平均33日の休暇を取得するフランスの「バカンス」。その制度を維持するための国の仕組みを紐解き、日本への示唆を探る。
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『カオスなSDGs グルッと回せばうんこ色』酒井敏氏インタビュー
2023/06/27 足立倫行著者の酒井さんは2年前から静岡県立大学の副学長だが、それ以前は長く京都大学に勤務した。「自由の学風」で知られる京大では「アホなことをせぇ」と逸脱が奨励されたが、新たな任地では教える側も学ぶ側も非常に生真面目。
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『北関東の異界 エスニック国道354号線 絶品メシとリアル日本』室橋裕和さんインタビュー
2023/05/26 足立倫行室橋裕和さんの『北関東の異界 エスニック国道354号線 絶品メシとリアル日本』(新潮社)は、この国道沿線に外国人居住地が多いことから、「将来の多文化共生の日本社会の縮図」と捉え、「エスニック国道」と名付けて丹念に実情報告した作品だ。
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稲泉連・著『サーカスの子』書評
2023/05/21 島村菜津著者の稲泉連さんの母は、作家・久田恵さんである。稲泉さんが3歳の時、母子家庭となった久田さんは1年後、キグレサーカスの配膳係として母子で1年半を過ごす。各地を転々としながらサーカス団と暮らした頃の記憶のかけらが、執筆の源となった。
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2023/05/05 池田 瞬
大型連休が早くも後半に突入した。家族サービスや戸外でのアクティビティも一段落し、連休後半戦でじっくりと本を読みたくなった方に向けに、いま手軽に読んでおきたい様々な「リセット本」3冊をご紹介する。
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矢野寛治『わが故郷のキネマと文学』インタビュー
2023/04/21 足立倫行『わが故郷のキネマと文学』(弦書房)は大分県出身の矢野寛治さんが、大分県を舞台にした文学・映画について書いた新聞連載のコラム192本を基盤としている。
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『越境の中国史 南からみた衝突と融合の三〇〇年』著者インタビュー
2023/03/30 足立倫行本書の帯文に、「最前線は“南”にあり。香港・台湾問題の源流」とある。つまり、今の中国を理解するには華南(南中国)の歴史を振り返る必要がある。多動性・流動性に溢れた近代300年の華南の姿から中国社会を考察してみよう、というのだ。
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『外食を救うのは誰か』著者インタビュー
2023/03/20 友森敏雄「低採算」「ブラック職場」「閉店ラッシュ」……。外からは見えない「外食産業」の内側を徹底取材で解き明かした『外食産業を救うのは誰か』(日経BP)。著者で日経ビジネス記者の鷲尾龍一さんに話を聞いた。
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「THE WORLD FOR SALE 世界を動かすコモディティ・ビジネスの興亡」 ハビアー・ブラス、ジャック・ファーキー著
2023/02/26 池田 瞬石油や金属、穀物などの資源はコモディティーと呼ばれ、その売買を担う企業はコモディティー商社と称される。その実態はなかなかつかめなかったが、元英フィナンシャル・タイムズの二人のジャーナリストが、長年にわたる丹念な取材で明らかにした。
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『「断絶」のアメリカ、その境界線に住む』大島隆氏インタビュー
2023/02/25 足立倫行『「断絶」のアメリカ、その境界線に住む』(朝日新聞出版)は、新聞記者である大島隆さんが、アメリカ社会で起きている地殻変動の震源地とも呼べる町に部屋を借り、2020年8月から約1年7カ月間過ごした体験のリポートだ。
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絵本『あさごはんのたね』書評インタビュー
2023/02/11 友森敏雄本誌2023年1月号の特集『農業にもっと多様性を! 価値を生み出す先駆者たち』の取材で、茨城県龍ヶ崎市の横田農場を訪問したときのことだ。平安時代から稲作を続ける大規模稲作農家の横田修一さんが見せてくれたのが『あさごはんのたね』(原案・アグ…
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『日本インテリジェンス史 旧日本軍から公安、内調、NSCまで』小谷賢著
2023/01/27 池田 瞬「インテリジェンス」という言葉を聞いて何を思い浮かべるか。基礎概念の確認を含めて、深く考える本である。戦後史の中で日本のインテリジェンスにおける議論がどのようにたどってきたのかを丹念に記している。
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前田速夫『老年の読書』インタビュー
2023/01/21 足立倫行著者の前田速夫さんが『老年の読書』(新潮選書)を書く契機は、2013年に突然、68歳で末期がんの宣告を受けたことだった。
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2023/01/04 池田 瞬
激動の一年だった2022年。国内外で大きなニュースが続き、時代を反映するような本が多く出版された。筆者が昨年末に手にした本の中から、年始の読書におすすめしたい本を選んでみた。
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森万佑子氏インタビュー『韓国併合』
2022/12/09 足立倫行『韓国併合』(森万佑子、中公新書)は「まえがき」で、「なぜ日本の植民地になったか」という日韓の根本問題について書かれた一般向けの本はほとんどない、と記す。歴史学者による韓国併合についての日本の本は、1995年以降刊行されていない。
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