「本」の最新記事一覧
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2024/08/10 藤原章生
高所登山での運動生理学を研究してきた鹿屋体育大学名誉教授、山本正嘉さんが低い山へと対象を広げた書籍『登山と身体の科学』。登山客はどうしても槍や穂高、北岳などのブランド的な山にひかれがちだが、勧めるのは日本ならどこにでもある里山だ。
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『遺伝子 親密なる人類史』
2024/07/25 東嶋和子メンデルやダーウィンが遺伝の概念と初めて出会ったとき、のちにナチスドイツが優生学による「民族浄化」の名目で断種や強制収容、さらには殺人まで犯すことになろうとは、夢にも思わなかっただろう。
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『おかしゅうて、やがてかなしき 映画監督・岡本喜八と戦中派の肖像』前田啓介氏インタビュー
2024/07/19 足立倫行前田啓介さんの『おかしゅうて、やがてかなしき 映画監督・岡本喜八と戦中派の肖像』(集英社新書)は、サブタイトルにあるように、映画監督・岡本喜八の生涯と作品に代表される「戦中世代」に焦点を当てたノンフィクション。
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『人物から読む幕末史の最前線』町田明広氏インタビュー
2024/06/21 足立倫行町田明広さんの『人物から読む幕末史の最前線』(インターナショナル新書)はタイトルの通り、最新の史料に基づいた人物による幕末維新史。幕末史のきっかけとなったマシュー・ペリーと、井伊直弼から五代友厚まで10人の日本人、計11人を取り上げている。
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『職場を腐らせる人たち』 (片田珠美)
2024/06/16 池田 瞬刺激的で実にストレートな書名である。だが、読むにつれ、ぴったりのタイトルだわかる。この手の人が一人いるだけで職場の雰囲気が険悪になり、周囲の人を困惑させ、時にメンタルな問題にまで発展させてしまう。自分や組織を守る視点を教えてくれる。
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2024/05/03 池田 瞬
ゴールデンウィーク(GW)も後半戦に突入。大型連休はやる気をとりもどし、自分の生き方や仕事、考え方をいったん見つめ直すのにぴったりの時期でもある。今回はビジネスのヒントや働き方に新発想をくれる3冊を紹介したい。
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『Z世代のアメリカ』三牧聖子・同志社大学准教授インタビュー
2024/04/21 足立倫行転換期のアメリカを象徴するのが若者の世代、1990年代後半から2010年前後に生まれたZ世代である。三牧聖子さんの『Z世代のアメリカ』(NHK出版新書)は、そのZ世代が出現した意義と、今後のアメリカに及ぼす影響について考察した一書である。
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2024/03/18 畑中三応子
高度経済成長を経て、豊かになった日本人は、自分の健康やスタイルを気にする余裕が出てきたのか、寄せては返す波のように、新種のダイエットが流行しては消え、を繰り返すようになった。ダイエットの流行のからくりとその社会背景を詳しく見てみたい。
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『テレビ局再編』 (根岸豊明)
2024/03/17 池田 瞬かつてテレビは新聞と並んでメディアの中心にいた。人々は学校の教室などで前夜のテレビ番組の話で盛り上がっていた。しかしインターネットの登場でその位置づけは大きく変わった。テレビの存在意義を改めて見直せる一冊だ。
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2024/03/15 畑中三応子
この冬はインフルエンザや新型コロナウイルスが猛威を振るった。毎年、この時期に流れるのが「腸内環境改善」を促すヨーグルトのCM。もはや冬の定番となった感があるが、日本人のヨーグルト好きはいつごろから始まったのだろうか。
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2024/03/14 畑中三応子
厚生労働省が国として初めて飲酒に関するガイドラインを制定した。生活習慣病のリスクを高める飲酒量などが示された。酒と日本人の歴史は長く、「飲んでも健康でいたい」という需要が新たな商品を生み出した。「アルコールの健康化」の歴史を紐解く。
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『副業おじさん』若月澪子氏インタビュー
2024/03/08 足立倫行若月澪子さんの『副業おじさん』(朝日新聞出版)によると、2018年は副業元年だった。厚労省が、「自分がやりたいことに挑戦でき、自己実現を追求できる」とする〈副業・兼業の促進に関するガイドライン〉を発表したのである。
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一冊一会
2024/02/24 WEDGE編集部今月は「ジェンダー」をテーマにセレクトしました。固定観念は日常の中にも、無意識の中にも潜んでいます。
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2024/02/12 畑中三応子
今や市民権を得ている糖質制限ダイエットだが、その主張は、人類が穀物を食べた年月は短く、消化システムに適していないということだ。明治時代に人類は本来、穀菜食動物だから肉食は必要ないと説いた石塚左玄はどう反論するだろうか。
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『イギリス帝国盛衰記 グローバルヒストリーから読み解く』秋田茂氏インタビュー
2024/02/10 足立倫行秋田茂『イギリス帝国盛衰記』(幻冬舎新書)は、サブタイトルに「グローバルヒストリーから読み解く」とある。本書によれば、グローバルヒストリーとは「新しい歴史学」だ。従来の世界史は、西洋諸国を中心とした一国史の寄せ集めだった。狭い地域のタテの…
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