WEDGE REPORT

2019年10月8日

»著者プロフィール
閉じる

田村明子 (たむら・あきこ)

ジャーナリスト

盛岡市生まれ。1977年米国に単身留学し、1980年から現在までニューヨーク在住。著書に『ニューヨーカーに学ぶ軽く見られない英語』(朝日新書)、『知的な英語、好かれる英語』(生活人新書)、『女を上げる英会話』(青春出版社)、『聞き上手の英会話』(KADOKAWA/中経出版)など。翻訳書も多数。フィギュアスケートライターとしても知られており、『挑戦者たち-男子フィギュアスケート平昌五輪を超えて』(新潮社)で2018年ミズノスポーツライター賞受賞。

北京五輪で日本団体の躍進期待

 村元と高橋は、競技をやるからには北京オリンピックを大きな目標としていく、と明言した。

 2014年ソチオリンピックから、フィギュアスケートに団体競技が加わった。これは国際スケート連盟の、4種目バランス良く揃ってこそ真のスケート大国、というメッセージをこめて設置されたものである。

 日本はソチでは羽生結弦が金メダル、平昌では羽生が再び金を手に、宇野昌磨が銀メダルと男子で金銀独占という素晴らしい成績を修めた。だが団体戦では、二回とも5位に終わっている。

 そんな日本にとって、カップル競技を強化していくことは長年の悲願でもあった。

 高橋と村元は来年の1月から、アメリカに拠点を移していよいよアイスダンスのトレーニングを開始する。初挑戦の高橋にとって、もっぱらの課題はパートナーと滑りをあわせていくこと。そしてリフトやダンススピンを学ぶこと。

 2人が師事するマリナ・ズエヴァは、ソチオリンピックアイスダンスチャンピオン、メリル・デイビス&チャーリー・ホワイトなどの指導をしてきた経験豊かなコーチであり、これまでに小塚崇彦、本田真凜など多くの日本スケーターの作品も作成して来たトップ振付師でもある。

 彼女の指導の元、村中&高橋組がこれからどのようなアイスダンスチームに育っていくのか。日本のアイスダンス界に、大きな変化が訪れようとしている。

  
▲「WEDGE Infinity」の新着記事などをお届けしています。

関連記事

新着記事

»もっと見る