Wedge REPORT

2021年11月19日

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 田植えに関しても、移植栽培での大型田植え機では、30㌃当たり1時間である。これに対しドローン直播作業は30㌃を約5分で完了する。種まきドローン運転(操縦)者一人の時間当たりの作業可能面積は12倍である。面積当たりの田植え機とドローンの運転(操縦)作業用料金が仮に同じであった場合は、1時間当たり12倍の作業料金の売り上げとなる。ここでも、発芽種子ドローン直播栽培では、労働生産性を10倍以上に上昇させている。

世界を「変革」できるのか

 ドローン発芽種子直播栽培は、播種準備作業から収穫作業までの水田で行う栽培関連作業のすべてで、それぞれの作業時間の短縮と安価な機械を使えるような栽培を可能にした。日本のコメ生産コストを大きく低減させ、合わせて生産のための作業時間も大きく短縮できる。

 これは日本の農業を助けるだけでなく、世界でまだまだ手作業での稲作栽培を余儀なくされ、高価な機械の導入もできない地域への助けとなろう。日本および東南アジアを中心としたコメ生産のイノベーションになるのではなかろうか。

  
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