2024年5月27日(月)

世界の記述

2022年7月18日

軍事介入で信頼は取り戻せるのか

 台湾情勢へのバイデン氏の軍事介入発言は外交上の駆け引き、ブラフの匂いが強い。仮に米軍が派遣されるような事態になったとしても、1960年代からこの方のあらゆる介入と同様、利害関係にある一部の層が評価したとしても、世界の信頼を取り戻せるだろうか。ごく一部の賞賛だけでプライドを取り戻すのには無理がある。仮にほとんどの国の人々が、世論調査での米国人のように中国を敵視していれば話は別だが、援助を受けている発展途上国も多い中で、中国はそう単純に悪玉と割り切れる存在ではない。

 軍事以外でも何かと評価が割れる「米国」が世界的な信頼を取り戻すのは簡単ではない。歴史から見れば、近場の中南米であれアジアであれ、米国による軍事介入はうまくいくとは限らない。そうなれば米国(人)の自信回復はまた遠のくことになるだろう。

 
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日本を目指す外国人労働者 これ以上便利使いするな
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