無党派層の反応は
さらに、無党派層の間でも、今回の公判をきっかけに“トランプ離れ”を加速させることも考えられる。
世論調査機関「Marist National」が全米無党派層を対象に行った最新調査結果(4/16~4/18実施)によると、トランプ支持は前回調査時から8%下落して30%だったのに対し、バイデン支持は逆に33%から34%に増えた。
また、2月に実施された「Quinnipiac University」調査結果でも、無党派層の支持率はバイデン氏52%、トランプ氏40%となっており、バイデン氏が無党派層に関する限り有利な立場にある。
過去数回の米大統領選では、いずれもミシガン州などの接戦州においてわずか数パーセントの得票数の差が勝敗の決め手となってきただけに、今回も女性および無党派層の動向がますます重要なカギを握ることになることは確実だ。