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2025/01/21 斎藤 彰
順風満帆の船出が始まったかに見える米国の第二次トランプ政権。対照的に野党民主党、そして全米のリベラル派活動家たちの間では、政権に立ち向かうだけの気力を失い、“虚脱ムード”さえ漂っている。
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2025/01/18 斎藤 彰
第二次トランプ政権発足に合わせ、米国メディアで「illiberalism」論議が沸騰している。ルールや常道を逸脱した偏狭な主義、思想が政策立案当事者でにわかに浮上しつつある。その中心人物が、トランプ氏最側近のスティーブン・ミラー副首席補佐…
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2025/01/10 斎藤 彰
2025年は米国の政権交代、それがもたらす国内、世界で大転換が起きる可能性がある。バイデン民主党政権は実績として何を残し、そして第二次トランプ共和党政権はそれをどう変えようと考えているのか。
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2024/12/20 斎藤 彰
トランプ米次期政権は来月20日スタートと同時に、1期目で果たせなかった「米国第一主義」政策を本格始動させる。だが、それが実際に、米国にとってどれほどの利益になるかは別問題だ。
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2024/12/12 斎藤 彰
先の米大統領選でカマラ・ハリス民主党候補が敗退したのをきっかけに、建国以来、女性大統領の誕生を否定し続ける米国社会の実像が改めて議論の俎上に上がっている。
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2024/11/18 斎藤 彰
先の米大統領選で物議をかもしていた共和党右翼グループの文書「Project 25」に代わり、トランプ氏自身がこれまでに開陳してきた次期米政権の政策指針「Agenda 47」が改めて米マスコミの関心を集めている。
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2024/11/08 斎藤 彰
今回の米大統領選で、カマラ・ハリス民主党候補は史上まれにみる大接戦を最後まで演じながら、結果的に大敗に終わった。しかし、善戦した。2028年選挙に再挑戦するとしたら、ホワイトハウス奪還も遠い夢ではない。
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2024/11/02 斎藤 彰
「ファシストの大統領が返り咲けば、米国民主主主義は崩壊する」――。米大統領選の最終盤に入り、ハリス陣営は、無党派層向けにトランプ候補の「危険な資質」を徹底攻撃する大胆な賭けに出た。
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2024/10/22 斎藤 彰
米共和党トランプ陣営が、11月5日の大統領選で不利な結果に終わった場合に備え、投開票作業の正当性に対する異議申し立て、やり直し、法的措置などに訴えるための準備を急いでいる。民主党側もこうした動きに備え対策を講じ始めた。
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2024/10/08 斎藤 彰
男性優位のトランプ候補VS女性の支持広げるハリス候補――。投票日まで1カ月を切った米大統領選では、両候補をめぐる男女間の得票差が勝敗の決め手となる可能性が高まってきた。米メディアは「史上かつてない男女間の戦いの様相」とまで評している。
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2024/09/20 斎藤 彰
米歴代共和党政権の強固な支持基盤とされてきた退役軍人・家族層の間で「トランプ離れ」が広がりつつある。大統領選挙で欠かせないブロック票だけに、今後の流れ次第では11月5日の投票結果を左右することにもなりかねない。
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2024/09/09 斎藤 彰
米共和党超保守派で知られるシンクタンクの過激政策提言が、大統領選でハリス陣営にとっての格好の攻撃材料となっている。トランプ候補自身が間を置かず「知らぬ存ぜぬ」を決め込むなど、火消しに躍起となっている。
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2024/08/20 斎藤 彰
米大統領選でハリス・ウォルズ民主党正副大統領候補の旋風が止まらない。中でも、アメリカの“ハートランド”中西部で、工場労働者や農村部白人層の支持を着々と広げつつあるウォルズ候補の気さくで実直な人柄、熱弁ぶりが共感を呼んでいる。
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2024/08/09 斎藤 彰
全国党大会を前に、米国民主党のカマラ・ハリス大統領候補が着々と支持基盤を広げつつある。一方の共和党のドナルド・トランプ大統領候補への支持は、共和党大会後も意外に伸び悩み、陣営は反撃の糸口をつかむのに苦慮している。
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2024/07/23 斎藤 彰
バイデンからハリスへ――。党大会を終え「トランプ再選」に向けて高揚感に包まれつつあった米共和党陣営では、民主党候補が急遽、ハリス副大統領に差し替えの公算が濃厚になったことを受け、一転、警戒感が高まっている。
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2024/07/20 斎藤 彰
米国のバイデン大統領がトランプ氏とのTV討論会で大失態を演じて以来、民主党内で高まりつつあった撤退論がトランプ氏銃撃事件以来、失速気味になっている。ただ、このままだと敗色が一層濃くなるとみられるだけに、民主党としてのジレンマは深刻だ。
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2024/07/10 斎藤 彰
トランプ共和党大統領候補との討論会でバイデン大統領の受け答えが最悪の結果に終わったことを受け、民主党内では今後の対応について深刻な苦悶に陥っている。
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2024/06/26 斎藤 彰
米国2大政党の1翼を担う共和党有力幹部たちが、不倫もみ消し裁判での前大統領「有罪判決」を受け、裁判制度そのものを一斉に糾弾、三権分立に支えられた米国民主主義に疑念を呈する過激な言動がめだっている。
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2024/06/12 斎藤 彰
11月米大統領選に向けバイデン、トランプ両候補が直接対峙する最初のTV討論会が、来る27日に行われる。トランプ候補が大統領経験者として史上初の有罪判決を受けた直後であるだけに、国内のみならず世界が注視する“世紀のディベート”となりそうだ。
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