2026年1月23日(金)

チャイナ・ウォッチャーの視点

2026年1月23日

 高市早苗首相が衆議院解散の意向を表明した。国内では政局として受け止められているが、外交、とりわけ中国はこの動きをどう見ているのか。そこには、日本側が見落としがちな視点がある。

(新華社/アフロ)

 昨年11月の高市首相による台湾有事関連の発言以来、中国は日本と高市首相に対する批判を続けてきた。人民日報の記事「いまださまよう日本軍国主義の亡霊に警戒せよ」(2025年12月25日)では、高市発言が軍国主義であると断じている。

 「(高市発言は)武装介入を試みる野心を初めて露わにし、さらに中国に対して武力による威嚇を初めて行ったもの。露骨な一線越えの挑発は、日本軍国主義の残滓がいまだ払拭されていないという本質を、さらけ出した」

 高市政権はきわめて高い支持率を誇っているが、自民党の支持率は低迷している。公明党が離脱し立憲民主党と連合を組んだこともあり、総選挙がどのような結果となるかは不透明だ。

 中国はこの状況をどう見ているのか、読み解いた。


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