選手一人ひとりの役割と理解が生命線
オランダ戦の翌日、日本はベースキャンプのナッシュビルで、二度目となるU-19日本代表と非公開の練習試合を行った。オランダ戦の終盤に流れを変えた菅原や小川、塩貝はもちろん、出番の無かった後藤啓介や鈴木唯人、大会直前に離脱した前キャプテンの遠藤航に代わり、追加招集されたFWの町野修斗も出場したことが明らかになっている。その翌日はオフになり、残り3日間でチュニジア戦に向けて仕上げていくプランを取っている。
対戦相手のチュニジアは初戦でスウェーデンに5-1で敗れた責任を取り、サブリ・ラムーシ監督が解任された。急遽、登板となったのは前回のカタールW杯で、サウジアラビア代表を率いたフランス人のエルヴェ・ルナール監督。彼も大会前にサウジアラビア代表を解任されていたが、最終予選では日本と0-0で引き分けており、日本や森保監督のことも認識している。
基本的な戦い方だけでなく、試合状況に応じたプランを共有して実行する。当然、それに応じて活用する選手も変わる。選手のシンプルな序列ではなく、森保監督が考える一人ひとりの役割と選手の理解が、このチームの生命線になっていることは間違いない。
そうした森保監督のプランはオランダ戦でも見えたが、モンテレイの暑さも1つのポイントになるチュニジア戦において、どこを継続し、どこを替えてくるのか。オランダ戦より総力戦の色が濃くなってくるチュニジア戦、スウェーデン戦の采配にも注目していきたい。
