2026年11月3日(火)

オトナの教養 週末の一冊

2026年11月3日

日本人にとってはやりやすい「果糖制限」

 では、私たちは何を食べれば良いのか。佐藤氏は「実は日本人にとっては自由が多い」と話す。なぜなら、「和食は果糖を使っておらず、制限がないから」だ。

 焼き魚定食や、うどん、そば、お好み焼きには、果糖は使われていない。糖質制限の場合、これらは制限の対象となるが、果糖制限ではそのようにならないということである。

 また、飲食料品を購入する際は、パッケージの裏側にある「原材料名表示」と「栄養成分表示」を見ることを推奨する。原材料名の1~3番目を見て、砂糖や異性化糖があれば、控える。原材料は含有量が多い順番に表示されているからだ。異性化糖は「ブドウ糖果糖液糖」「果糖ブドウ糖液糖」などと表記されていることもある。

飲料水の裏などにある原材料名や栄養成分表示(佐藤氏提供)

 「日本では、少し前まではこうした制限は必要なかった。米国の食文化は着実に日本にも浸透している。気を付けなければ、日本も肥満大国となってしまう」と話す。

 少しの気配りで、肥満の防止や健康維持はできそうだ。明日から実践してみても良いかもしれない。

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