2024年6月22日(土)

古希バックパッカー海外放浪記

2015年9月20日

 チャペルの丘から小一時間かけて島の反対側、すなわち北側にでる。この道はゆったりとした下り坂であり、中間地点では島の南側と北側の両方の海を見渡せる。このあたりから早朝フィラの町を出発してイオ村を目指して反対方向から歩いてくるトレッカーと頻繁に出会うようになる。欧米の老若男女が思い思いに歩いてくる。米国の家族は子供二人をロバに乗せて登ってきた。誰もがこの美しいトレッキングに感激して喜びに溢れている。我々一行も出会う人ごとに明るく挨拶をかわす。

サントリーニ島の南側の絶壁からフィラの街並みを望見

 道は太古の昔に噴火したときの小石や砂で覆われており、歩くとサクサク音がして幸せがジンジンこみあげてくる。一歩一歩味わうように踏みしめてゆく。小石は黒、赤、白の三種があり、とても綺麗なので皆で拾って各自の記念品にした。

 島の南側に出ると休憩所があり二度目の小休止。コーラで乾杯。冷えたコーラの滋味が五臓六腑に染みわたる。そこからはややきつい登り坂となり峠越え。40分くらいかけて峠を越えると再度南側の海に面した断崖に到達。ここに小さな教会があり三度目の小休止。全員で記念撮影。

 断崖絶壁の上をさらに30分ほど歩くとフィラの町が見えてくる。この行程は太陽の位置の関係で蒼い空、紺碧の海、純白の街並みのコントラストがあまりにも鮮やかで目眩がしそうだ。パトリックは無言で撮影に没頭。マルコの鼻唄もノリノリ。

 フィラの町でビール、ワインを飲みながら賑やかにランチ。帰路のバスでは全員うつらうつらと夢の世界に。

男女6人の記念写真

⇒第6回に続く

  
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