進化する「食」

2017年4月30日

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ビジネスマンにとって間食は気分転換

 間食に関するアンケート(※)があります。

 間食の頻度を聞くと、全体では「ほぼ毎日」が33.3%、「2~3日に1回程度」が23.0%でした。これを男女別に見ると、「ほぼ毎日」の男性は21.8%に対し、女性は46.1%。女性の半数近くは毎日間食している様子がうかがえます。

 間食のプラス面としては、「気分転換になる」(53.0%)、「おなかが満たされる」(47.7%)、「リラックスできる」(37.7%)が挙げられています。一般のみなさんは、スポーツ選手とは少し違って気分の切り替えに嗜好品を活用しているようです。これもまた、間食の効用の一つです。

 ちなみに、よく食べるものは何かを聞くと、1位は「スナック菓子」、2位は「チョコレート」、3位は「アイス類」、4位は「せんべい」となっており、これらは55~45%の支持を得てダントツの人気を誇っています。みなさんの好みと、ほぼ合っているのではないでしょうか。

 ストレスフルなビジネスマンの方がこれらのおやつに手が伸びてしまう気持ちはわかりますが、せっかく身につけた規則正しい食習慣を乱してしまうドカ食いだけは避けたいもの。そこで、ドカ食いの原因となる空腹感を和らげるだけでなく、余分な体脂肪をつけずにより健康的な食生活を送るためにも、代謝を促す栄養素の豊富な間食を上手に取り入れることが大切です。

食べるならこれ!

 ちょっと何かを口にしたいというとき、私がおすすめするのはヨーグルトやグラノーラバー、ドライフルーツやナッツ類です。これらは忙しい現代人に不足しがちなビタミンやミネラルが豊富で、手軽に食べられるのが魅力です。

 ヨーグルトには、ストレスを和らげるのにおすすめのたんぱく質とカルシウムが豊富です。ドライフルーツにはビタミンやミネラル、食物繊維、ナッツ類には血管を健やかに保つ良質の脂質が含まれています。ただし、ナッツ類はカロリーが高いので、片手に軽く盛った程度(30グラム)を目安にするとよいでしょう。

 カットフルーツもおすすめです。これはドライフルーツと同様、ビタミンやミネラル、食物繊維のほか、水分補給の替わりにもなります。

 チョコレートも食べすぎなければおすすめです。ミルクチョコレートは1枚(50グラム)が約279キロカロリーですから、女性でも2分の1枚程度までなら大丈夫です。チョコレートはカロリーが高くて太るという先入観を持っている人がいますが、活性酸素を取り除く働きのあるポリフェノールが豊富に含まれていますし、何といっても幸せな気分にしてくれますので、疲れた時などには気分転換になるでしょう。

 菓子類やお酒はぜったいにダメ、と制限することには無理があります。食べる楽しみを奪っては、ダイエットは続きませんし、我慢するのはつらいことです。我慢がエネルギーコントロールの挫折の原因になってしまうこともあります。量を決めて食べる、あるいは、“ご褒美”の日を決めるなど、楽しみながらコントロールすれば心も体もスッキリしますよ。

間食のエネルギーをチェック(単位:㎉)
キャラメル(1個3g)  13
アーモンドチョコレート(1粒3.5g)  20
揚げせんべい(1枚10g)  47
くし団子・あん(1個50g)  101
大福もち(1個50g)  118
ミルクチョコレート(25g・板チョコの半分)  140
シュークリーム(1個60g)  147
カスタードプリン(1個150g)  189
あんぱん(1個100g)  280
コーンスナック(75g)  395
※エネルギー量はメーカーによって異なります。


(※) インターワイヤード「『間食』に関するアンケート」

(編集・鮎川京子)

 

  
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