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2022/05/26 保手濱彰人
「なぜ世の中から戦争が無くならないのか」。よく問いかけられるこの疑問に、秀逸な筆致で答えてくれたのが『進撃の巨人』(諫山創、講談社)といえるだろう。無類の漫画好きで、何千作品と目を通してきた筆者であるが、個人的マイベストに君臨していた『寄…
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2022/05/05 保手濱彰人
「自由は幸福を保証しない」のである。こうした状況に置かれた、現代の若者の負の側面を、『明日、私は誰かのカノジョ(略称:アスカノ)』(をのひなお、小学館)はありありと描き出している。
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2022/04/10 保手濱彰人
焼畑的、という言葉がある。まるで焼畑農業のように、自分の信用や周囲の人間関係を消費し、お金に変えていくやり方だ。『正直不動産』(大谷アキラ・著、夏原武 ・企画・原案、水野光博・Writer、小学館)の主人公、永瀬財地は、典型的なそのような…
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2022/03/27 保手濱彰人
息をつかせぬ怒涛の展開、毎巻ごとにクライマックス、『スラムダンク』(井上雄彦、集英社)以来の衝撃……。そんなことを感じさせるのが、現代最高峰のサッカー漫画『アオアシ』(小林有吾、監修・飯塚健司、小学館)だ。本連載でも、合理的に思考する現代…
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2022/01/29 保手濱彰人
本連載では数回に渡り、「いかに合理的に、若者やチームを科学してマネジメントするか」ということを記してきた。しかし、それらに真っ向から反対する教えを示唆するのが、『かくかくしかじか』(集英社)といえる。
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2022/01/08 保手濱彰人
自分の10点満点の基準は「人生が変わるレベルの本」なのだが、それに該当するのが本書『ここは今から倫理です。』(雨瀬シオリ、集英社)だ。あまりに学びが多すぎて、思わず書籍と同列に評価してしまったものだ。
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2021/12/11 保手濱彰人
『セスタス』(技来静也、白泉社)。世に広く知られている作品というわけではないが、非常に読み応えがあり、ある視点で読むと、とても学びの大きい漫画だ。よくできている部分は、「王」と「奴隷」の対比をストーリーに関連付けながら、エキサイティングに…
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若者との付き合い方、マネジメントの仕方に困っている方へ
2021/10/17 保手濱彰人『呪術廻戦』の主人公、虎杖悠仁は、ごく普通の高校生(といっても身体能力が異常に高いなどの特徴はある)だが、特段のモチベーションがあるわけでもなく、でも自分が放っておいたらたくさんの人が死ぬよね、というところから、ごく自然と、「生き様を貫き…
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漫画だからできる、戦争のデフォルメ表現
2021/09/23 保手濱彰人『ペリリュー』は、無謀の極みといえる作戦と、摩耗するだけの持久戦の、犠牲になっていった日本兵の姿が、ありありと描かれながら物語は進行する。では、一体どのようにそうした状況が作られたのか? こうした状況に巻き込まれた際、我々はどう考えて動く…
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2021/09/12 保手濱彰人
『神様のバレー』(渡辺ツルヤ、西崎泰正、芳文社)は、スポーツ漫画としての面白さはもちろん、敵チームの分析や自己理解、相手が最も嫌がる作戦を立てる、業界の裏側を知る、ビジネスとして考える、最高の結果を掴むため、目先の勝利は捨てる中長期的戦略…
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2021/07/03 保手濱彰人
私は「ビジネスリーダーに非常に参考になる有用書」としてのキングダムの価値を挙げたい。兵法のケーススタディとして、様々な場面で参考になる内容が描かれているのだ。
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2021/06/18 保手濱彰人
史上最大クラスのヒットとなったこの「鬼滅」、10〜20代を中心とした現代の若者のモチベーションの源泉を知り、マネジメントに活かしていくのに最適な教科書なのだ。
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