オトナの教養 週末の一冊

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『料理は女の義務ですか』阿古真理氏インタビュー
2018/01/12 本多カツヒロ共働き家庭が増加する昨今、育児に家事、そして仕事にと日々の生活に悲鳴をあげる女性たちが増えている。夫たちも長時間労働などを理由になかなか参加できない現実があるが、日々の料理を作る大変さについて、どれほど理解しているだろうか。
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『「北の国から」で読む日本社会』著者インタビュー
2017/12/30 飯尾佳央社会の価値観が大きく変わろうとするこのタイミングで、本書はひとつの羅針盤の役割を担えるのではないかと考えています。
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『ゆとり世代はなぜ転職を繰り返すのか?』福島創太氏インタビュー
2017/12/22 本多カツヒロ大学卒業後、入社した会社を3年以内に辞める割合が3割の「3年3割」という言葉が定着し、電車内には転職サイトの広告を日常的に目にする昨今。自分らしいキャリアを追い求め、転職を繰り返す若者が多いという。その背景には何があるのか。
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『サイバネティクス全史』
2017/12/22 東嶋和子サイバーテロ、サイバー攻撃、サイバー戦争、サイバー空間・・・・・・。現代社会に身を置いていれば、「サイバー」という接頭辞を耳にしない日はない。いまや現代人は、「サイバネティクス(cybernetics、制御工学)」という概念によって生み出…
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『「元号」と戦後日本』鈴木洋仁氏インタビュー
2017/12/08 本多カツヒロ平成が2019年4月30日で終わり、翌日から次の元号になることが決定した。にわかに注目を集める平成ではあるが、平成に起きた出来事を西暦ではなく、平成◯年と即答できる人は昭和と比べると、少ないのではないか。
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『人はなぜ太りやすいのか』
2017/11/24 東嶋和子いまや肥満は、世界の主要な健康問題のひとつ。進化生物学的視点から、「現代人を肥満にさせるような生理現象と行動の、進化的、適応的起源」を探ったのが、本書である。
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『23区大逆転』池田利道氏インタビュー
2017/11/22 本多カツヒロ東京23区はかつて30年間にわたり人口が減少し、課題を克服してきた。それぞれの区には特徴があり、「典型的なイメージ」では図れないそれらを活かした施策をとっている。
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『福祉政治史』 田中拓道教授インタビュー
2017/11/10 本多カツヒロ福祉国家はどのように形成され、今後どのような道を歩むのか。財政が厳しいなかで、日本には福祉に関してどんな選択肢が残されているのか――。
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『医療危機』 真野俊樹氏インタビュー
2017/11/01 本多カツヒロ現状の高額化する医療費や日本の財政危機を考えたとき、現在の医療を維持するためには、医療を提供する側である医師や看護師、病院側は、無駄のない、効率的な医療を提供しなくてはならないだろう。
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『なぜ中国人は財布を持たないのか』 中島恵氏インタビュー
2017/10/27 本多カツヒロ昨今では日本でも中国人観光客を始め、留学生などを多く見かける。しかし、ほとんどの日本人は彼らと接する機会もなく、「”中国人”だから」と一括りにしてしまいがちだ。
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『水の土木遺産』
2017/10/27 東嶋和子日本最大のかんがい用ため池である「満濃池」をはじめ、日本のおもな河川水系における先人たちの偉業と現存する施設や風土を紹介する本書。水をたたえる風景や構造物がバラエティに富んで美しく、眺めるだけでわくわくする。
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『リスクと生きる、死者と生きる』 石戸諭記者インタビュー
2017/09/29 本多カツヒロいわゆる「震災もの」と言われるジャーナリズムから溢れ出てしまう、こぼれ落ちてしまうところに関心を抱いた。あの日どんなことを経験したのか、一人ひとりに接近して、話を聞いた。
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『世界からバナナがなくなるまえに』
2017/09/29 東嶋和子「アグリビジネス企業によって作り出された遺伝子組み換え作物の最大の問題は、健康に対するものでも、環境に対するものでもなく、害虫、病原菌、気候変動に随時対処する私たちの能力に関するものである」
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『英語だけの外国語教育は失敗する―複言語主義のすすめ』 鳥飼玖美子氏インタビュー
2017/09/28 本多カツヒロ度々批判を受けてきた日本の英語教育は、今変化の真っ只中にある。異文化コミュニケーション論の専門家から見た問題点とは……
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『ワンオペ育児』 藤田結子教授インタビュー
2017/09/01 本多カツヒロ昨今育児に関する話題がメディアでも多く取り上げられ、SNSなどでも話題になっている。育児の大変さはなぜこんなにも理解されないのだろうか。
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『フンボルトの冒険』
2017/08/25 東嶋和子フンボルトは、プロイセン王国の裕福な貴族の家に生まれ、博物学者かつ探検家として活躍した。一世を風靡した偉人なのに、あらためて「彼の業績は」と問われると、返答に困る。
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2017/08/20 風樹茂
医療や食の改善からノラ猫を含めペットの高齢化も進んでいる。人と猫がいっしょに老いる時代になったといえそうだ。どちらが先に逝くにしろ、時には自分と猫の行き先を真剣に考えてみるべきかもしれない。
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『世界の地方創生』 松永安光氏インタビュー
2017/08/18 本多カツヒロ昨今、日本でも政府が本腰をいれている地方創生。ヨーロッパでは、辺境とも言われる土地で面白い動きが起きているという。
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『うつの医療人類学』 北中淳子教授インタビュー
2017/07/28 本多カツヒロうつを医療人類学の観点から研究する著者が、日本や北米におけるうつ病の変遷、うつ病患者がこれほど増えた要因、ストレスチェック制度の問題点などについて語る。
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『医者は患者をこう診ている』
2017/07/28 東嶋和子イギリスの家庭医・総合診療専門医(GP)のように、腰を据えて患者とつきあい、患者を人として丸ごと診てくれる医師が、日本にもたくさんいてくれたら……。
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