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2018/05/10 小泉悠4月18日、北方領土でロシアの軍事演習が行われ、菅義偉官房長官は抗議声明を出した。この時期のロシア軍の軍事演習は珍しいことではないが、気になる動きもあった。
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2018/05/09 岡崎研究所カタールは小国であるが、中東における米国の重要な同盟国である。しかし、同じく米国の同盟国であるサウジ、アラブ首長国連邦がカタールへの封鎖を主導し、中東情勢を複雑化させる要因を増やしている。
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2018/05/08 斎藤 彰「下院は絶対死守せよ」。トランプ大統領が最近、11月中間選挙に向けて共和党幹部たちに“緊急指令”を出したことが、ワシントン政界で大きな話題となっている。もし、下院を民主党に明け渡した場合、自らが渦中にあるロシア疑惑捜査の結果、弾劾にさらさ…
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2018/05/08 澤田克己北朝鮮の金正恩国務委員長に対するイメージが、南北首脳会談を契機に韓国で好転している。米朝首脳会談でも、世界を驚かせる演出によって最大の成果を上げようとするはずだ。金正恩委員長の交渉能力を侮ってはいけない。
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2018/05/08 岡崎研究所次期太平洋軍司令官は公聴会で日本に関わる発言として、日米安全保障・アジアでの外交・防衛力・普天間基地・在日駐留費等を挙げており、目立った政策変更はない。しかし防衛力に関しては米国製の防衛装備品を購入してほしいというニュアンスが感じられ、今…
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2018/05/07 海野素央今回のテーマは「米朝首脳会談とノーベル平和賞」です。ワシントンでは北朝鮮の非核化に加えて、すでに誰がノーベル平和賞を受賞するのか、「手柄」に関する話題が上がっています。
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2018/05/07 岡崎研究所次期太平洋軍司令官・デイヴィッドソン海軍大将が米上院軍事委員会の公聴会で中国について発言している。外交・経済・軍拡等、国際秩序を揺さぶる侵略に対し、いかに脅威であり断固とした態度で臨むべきかを述べており、日本としても歓迎できる姿勢だ。
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2018/05/05 佐々木伸トランプ大統領は5月3日、ポルノ女優ストーミー・ダニエルズさんに顧問弁護士を通じて“不倫”の口止め料を払っていたことをツイッターで自ら認めた。大統領はこれまで、口止め料については「知らない」と噓をついていたことになる。
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南北首脳会談から読む北朝鮮の戦略
2018/05/04 礒﨑敦仁,澤田克己金正恩委員長は今回の南北首脳会談で大きな経済的成果を得ていない。それなのに文在寅大統領が望む「平和」に関する項目に同意した。それは、これから「実利」を得られる状況になっていくと考えているからではないか。
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2018/05/04 樋泉克夫中国にせよ北朝鮮にせよ、プロパガンダは得意中の得意であり、自家薬籠中のものだろう。しかも中国側の芸術団が平壌で金正恩夫妻を前にしての公演というからには、なんらの意図もなく演目が選定されるわけがない。なにか政治的意図があろうと考えるのが常識…
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2018/05/03 斎藤 彰ワシントン政界は今、FBIがトランプ大統領側近で顧問弁護士の強制捜査に踏み切ったことを受け、今後のなりゆきをめぐり話題騒然となっている。
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2018/05/02 岡崎研究所中台関係は依然として解決しておらず、抑止力として台湾の潜水艦を増やすことがあげられる。近年は米国も台湾への武器供与に積極的であり台湾関係法も定めている。また台湾は日本の潜水艦技術にも関心を持っており、安全保障面でも双方に利がある。
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2018/05/01 岡崎研究所今秋の中間選挙を控え、トランプ大統領の発言は国民へのアピールが満載だ。年初めから地方遊説を始め、氏の采配によって米国が上向きになっていると強調している。国民の歓心に重点を置くあまり、他国に対し強い態度を取る可能性も見込まれる。
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2018/04/30 岡崎研究所米朝首脳会談に向け次期国務長官ポンペオ氏が3月に訪朝していた。氏によると北朝鮮の政権交代は計画になく米国にリスクがある核兵器排除に尽くすとしている。しかし日本に到達し得るミサイルは残存し日米間の安全保障上の利害は一致しない可能性もあり、注…
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2018/04/28 樋泉克夫1862年、高杉晋作ら幕末の若者は幕府が派遣した千歳丸に乗り込み、激浪の玄界灘を渡って上海に向った。上海の街で高杉らは自分たちが書物で学んだ中国とは異なる“リアルな中国”に驚き、好奇心の赴くままに街を「徘徊」し、あるいは老若問わず文人や役…
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2018/04/27 岡崎研究所シリアの東ゴーダ地区で民間人に対し化学兵器を使用したとし、米英仏の安保理常任理事国は関連施設を攻撃した。シリアから米軍を撤退させたいトランプだが、ロシアやイラン、トルコの影がちらつく中、早期撤退は難しいと思われる。
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2018/04/26 樫山幸夫4月27日には南北首脳会談、来月以降には初の米朝首脳会談が予定されている。こうした重要な機会に、当事者の米国や韓国、日本はじめ国際社会が、宥和主義の〝陥穽〟に落ち込んでしまう恐れはないのか。
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アジア版ダボス会議での習近平の演説
2018/04/26 岡崎研究所ダボス会議のアジア版を目指す中国支援のボアオ・アジア・フォーラムで、習近平国家主席は米中間の貿易戦争への緩和を意図する発言をした。貿易戦争で勝てると豪語するトランプだが、現在の世界のサプライチェーンをより理解する習近平には余裕が見られる。
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2018/04/25 岡崎研究所近年、独裁色の強まるカンボジアはASEANの中でも中国寄りである。河野外相は訪問を終え、過去のPKO派遣や経済支援への協力を発表した。日本が植えた「平和の苗」が根付き、独裁の強化が進まないよう見守ることが必要だ。
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