-
2018/01/07 佐々木伸イランの反政府デモは治安機関の取り締まりとソーシャルメディア(SNS)の封殺により下火になる見通しになった。ロウハニ大統領ら改革穏健派と保守強硬派との権力闘争が続く中、今回デモを誘発させるよう仕掛けたのは大統領と見られているが。
-
2018/01/05 崔 碩栄最近、日韓関係におけるニュースの中に、新たに浮上しているキーワードがある。「天皇訪韓」という言葉だ。この言葉が飛び出したのは他でもない「韓国政府」からである。
-
2018/01/05 今井宏平トランプ大統領によるエルサレム首都認定宣言。その際、沈黙するアラブ諸国とは対照的に批判の声を上げたのはトルコのエルドアン大統領だった。NATO加盟国でもあるトルコの今回の反米・反イスラエル姿勢の奥には、どのような意図が横たわっているのか。
-
2018/01/05 岡崎研究所北朝鮮に対してさらに制裁を徹底させるべきとWSJ紙が社説を掲載した。現段階ではそれが正解であり、まだやり残していることも多くあるだろう。
-
2018/01/04 礒﨑敦仁,澤田克己北朝鮮の金正恩国務委員長の元日の「新年の辞」。米国への敵対姿勢も目を引きやすいポイントだったが、全体から読み取れる最大の特徴はむしろ韓国への対話攻勢だった。
-
2018/01/04 岡崎研究所EU加盟は北アイルランドに英国との経済依存の解消や関係改善などよい影響をもたらしたが、Brexitによってアイルランド・北アイルランド間の国境問題が生じ、アイルランドが解決策を強く主張している。三方に利益がないBrexitだが、着地点はい…
-
2017/12/30 海野素央米国ではキリスト教以外の宗教を持つ人に配慮して、「ハッピー・ホリデー」と言います。それが、差別や偏見を含まない「ポリティカル・コレクトネス(政治的公正)」な表現になるわけです。他文化に敬意を示すことは、文化的背景の異なる人々が、共生してい…
-
2017/12/29 高橋一也日韓はいわば、準同盟国ともいえる関係だが、韓国海軍に提出された報告書には、空母の必要性の一つとして日本との戦闘が挙げられているのだ。
-
-
自給できる石炭中心のエネルギー構造も制裁の妨げに
2017/12/28 澤田克己北朝鮮に対する制裁論議で焦点になってきているのが、北朝鮮への原油やガソリンなどの輸出である。しかし、単位が身近とは言えないこともあってか数値を見ても今一つピンとこない。北朝鮮にとっての石油の重要性とは……。
-
独裁の命運7
2017/12/27 風樹茂サウジアラビアは、昔からの文化、社会の規範をそのまま続けてきた国だ。日本は極端に欧米化したが、石油の恵みのあるサウジは超然として宗教を軸とした君主制をつい最近までは続けてきた。そんな国の商業都市ジェッダに拠点を置くイスラム開発銀行に雇われ…
-
2017/12/27 岡崎研究所イスラム・テロはイスラム過激派によるものだが、なぜイスラム過激派が生まれるのか、その社会的・政治的・思想的背景についてもっときちんとした議論をしないとこの問題には対処できないだろう。
-
2017/12/26 岡崎研究所混乱を極めたジンバブエでは、長期政権を掌握していたムガベ大統領が辞任しムナンガグワ新大統領が就任した。就任演説では新しい民主的な国づくりに言及したが、前大統領の取り巻きだったという事実、冷酷な政治スタイルなどが不安を集める要素となっている。
-
核・ミサイル開発は実際どうなっている?
2017/12/25 礒﨑敦仁,澤田克己公募で決まる2017年の「今年の漢字」は「北」だった。理由の筆頭に挙がったのは、たび重なるミサイル発射や核実験といった北朝鮮の動向だ。北朝鮮をめぐる危機が深まった2017年という年が暮れる前に、この1年を振り返っておきたい。
-
2017/12/25 崔 碩栄文在寅大統領の訪中ニュースの中で国民が注目していたのは、大統領の外交手腕や韓中関係の行方についてではない。大統領が中国で行った言動が、韓国国民としてあまりにも衝撃的なものだったためだ。
-
2017/12/25 宮下洋一ナチスに虐殺されたユダヤ人犠牲者を追悼するホロコースト慰霊碑のレプリカが、ドイツ右派政党党首の自宅前に建てられた。建設したドイツ戦略的芸術家集団の意図とは。
-
2017/12/25 岡崎研究所ミャンマーのロヒンギャ迫害について、中国は、安保理の暴力非難決議に拒否権を行使し、ミャンマーとバングラディシュ2カ国で話し合いなどを提案している。国際社会としては、対中傾斜ではなく人権の尊重を含む民主化をミャンマーに期待したい。
-
2017/12/24 海野素央本稿では、12月15日に開催された国連安全保障理事会における閣僚級会合で、利害関係国が北朝鮮問題に対して、どのような対処法を主張したのかを分析します。次に、ティラーソン国務長官の最近の発言を分析し、そのうえで同長官の心境を探ってみます。
-
2017/12/23 小川秀樹歴代の米国大統領が封印してきたパンドラの箱をトランプ大統領が解き放ち、米国が遂にイスラエル大使館のエルサレム移転に踏み出した。燻り続ける中東紛争の火種が再び大きくなる可能性がある――。
-
2017/12/22 佐々木伸国連総会の緊急特別会合は21日、聖地エルサレムをイスラエルの首都と認定した米決定を批判する決議を圧倒的多数で採択したが、トランプ氏はこれに先立ち、反対する国への米援助を打ち切ることを強く仄めかした。
|
|
|
