WEDGE REPORT
時間軸の長い視点で深く掘り下げて、世界の本質に迫る「WEDGE REPORT」。「現象の羅列」や「安易なランキング」ではなく、個別現象の根底にある流れとは何か、問題の根本はどこにあるのかを読み解きます。
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2017/08/19 佐々木伸過激思想に触発されたホーム・グロウン(母国育ち)の「一匹オオカミ型テロ」が今後、増えると警告している。今回のバルセロナ・テロはそうした懸念が現実化したものだ。ISがこれまで欧州に密かに送り込んだ「休眠細胞」はまだ多数が眠りから覚めていない。
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2017/08/17 佐々木伸軍事的衝突の懸念が高まっていた米朝対立は北朝鮮の金正恩労働党委員長が米領グアム沖へのミサイル発射について軟化の姿勢を見せ、米国からも対話を探る動きが出たことから”鎮静化もよう”になった。
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2017/08/08 佐々木伸米有力紙ニューヨーク・タイムズは6日、共和党の有力者らが2020年の次期大統領選挙に向けて始動、ペンス副大統領も”影の選挙運動”を開始したと報道し、ワシントンに激震が走っている。
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独裁の命運3 監視とクローニー資本主義
2017/08/05 風樹茂インパール作戦の少ない生き残りの兵士の中には「ビルマ好き」になる者が多い。そんな1人、故高原友生氏(以下敬称略)は陸軍士官学校57期の出身。
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2017/08/04 山口亮子アリババは中国と世界をモノでつなぐプラットフォームじゃないですか。我々が考えているのは、日本と中国をモノではなくコンテンツでつなぐということ。アリババのコンテンツバージョンをやりたいと考えています。
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2017/08/04 中西 享ワシントンは温暖化対策を後戻りしようとしているが、カリフォルニア州はこれまで積み重ねてきた約束を後戻りさせることはなく、努力を倍増しようとしている。2030年までに1990年比較で温暖化ガスを4割減らす目標だ。
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2017/08/02 佐々木伸ホワイトハウスの前首席補佐官の更迭に一役買ったスカラムチ広報部長が今度は就任したばかりのケリー首席補佐官に事実上解任された。トランプ大統領に”使い捨て”にされた格好だが、これで政権の混乱が収拾するかは全く不明。
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映画『軍艦島』韓国内の反応が冷たい理由
2017/08/02 崔 碩栄「慰安婦問題」に代わり日本に圧力をかけられる新しい「カード」として使えるのは「強制連行」。日韓の溝が埋まるにはまだまだ時間がかかりそうだ。
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2017/07/31 佐々木伸内紛や議会対策で大混乱に陥っている政権を立て直すためだが、新長官に全面的な統括権が付与される見通しはなく、早くも悲観論が飛び交っている。
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2017/07/27 樫山幸夫ノーベル平和賞受賞者、劉暁波氏が7月13日に亡くなった。各国首脳が相次いで哀悼の意を表明する中、トランプ米大統領は同じ日、マクロン仏大統領との首脳会談後の共同記者会見で、劉氏死去には一切触れず、あろうことか、中国の習近平主席を「偉大な指導…
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中心都市ノボシビルスクで企業を訪ねる(下)
2017/07/26 吉村慎司3年前のルーブル急落を機に輸入品が割高になり、ロシア国内のビジネス界では「自国でつくれるものは自国で」が共通認識となっている。筆者はシベリアの中心都市ノボシビルスクで、この典型といえそうな企業を訪ねた。
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2017/07/26 中西 享。NAFTA再交渉によるメキシコで現地生産している日系自動車メーカーや部品会社への影響については「NAFTAの再交渉は日本にとっても重要な意味がある。日系企業の現地調達比率は最高の水準になっており、現地との統合が進んでいる。このため、日系…
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中心都市ノボシビルスクで企業を訪ねる(中)
2017/07/25 吉村慎司ロシア・シベリアの中心都市ノボシビルスクのIT業界は、米国やEUなど西側企業との取引が珍しくない。経済制裁の影響も感じていないようだ。
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2017/07/24 佐々木伸トランプ政権がシリアの反政府穏健派を支援する米中央情報局(CIA)の秘密作戦の終了を決めたことが米メディアの報道で明らかになっているが、これには「ロシアにただで譲歩した」(米元当局者)との批判が強い。
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中心都市ノボシビルスクで企業を訪ねる(上)
2017/07/24 吉村慎司6月中旬、ロシアのシベリア地域に1週間強滞在してきた。さて、位置関係をイメージできるだろうか。シベリアという名は誰でも知っているが、世界地図で指させと言われたら案外難しい。正解は、横長なロシアの真ん中あたり一帯だ。
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‐独裁の命運2-
2017/07/22 風樹茂「私は明治天皇の生まれ変わりだ」と嘯くドイツ系移民の陸軍中将アルフレド・ストロエスネルは、1954年にクーデターで大統領に就任して以来、憲法条項の大統領任期を何度も修正し、89年まで35年間もパラグアイに君臨した。
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独裁の命運 その1 チリ ピノチェット
2017/07/20 風樹茂何の縁があってか、独裁国家やそれに類似した国に滞在することがたびたびあった。人類の歴史にたびたびあらわれる独裁政権とその系譜に光を当て、今を考え、未来を展望する。
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2017/07/18 崔 碩栄韓国の文在寅大統領が無難に米国訪問をこなしたとの評価を受けている一方、今回の訪米で韓国内から失笑を買った人たちがいる。それは大統領を同伴取材した「韓国マスコミ」である。
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