WEDGE REPORT
時間軸の長い視点で深く掘り下げて、世界の本質に迫る「WEDGE REPORT」。「現象の羅列」や「安易なランキング」ではなく、個別現象の根底にある流れとは何か、問題の根本はどこにあるのかを読み解きます。
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独裁の命運 その1 チリ ピノチェット
2017/07/20 風樹茂何の縁があってか、独裁国家やそれに類似した国に滞在することがたびたびあった。人類の歴史にたびたびあらわれる独裁政権とその系譜に光を当て、今を考え、未来を展望する。
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2017/07/18 崔 碩栄
韓国の文在寅大統領が無難に米国訪問をこなしたとの評価を受けている一方、今回の訪米で韓国内から失笑を買った人たちがいる。それは大統領を同伴取材した「韓国マスコミ」である。
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2017/07/14 佐々木伸
トランプ政権のロシア・ゲートはトランプ大統領の長男ジュニア氏が大統領選挙中の昨年6月、ロシア関係者からクリントン元国務長官に不利な情報提供を持ちかけられて積極的に応じたことを明らかにしたメールを公表し、家族ぐるみでロシア側と“共謀”しよう…
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2017/07/08 武田信晃
中国返還20年を迎えた香港。独立の動きをけん制した習近平国家主席の演説を多くのメディアが報じた一方、経済活動に目を転じると、意外なほど平穏に営みを続ける強かな香港市民の姿が浮かび上がる。
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トランプ政権への反発で一層盛り上がる
2017/07/07 田村明子マンハッタンで今年も恒例のゲイプライドパレードが開催された。このゲイプライドパレードは、ニューヨーカーにとって別格の、特別なイベントと言える。パレードがはじまるきっかけとなったのが、1969年にニューヨークで起きた事件だったからだ。
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2017/06/24 風樹茂
「実はぼくらはコカインを売っているんだよ。君もやらないか。ペルーでコカを手に入れてコロンビアで十倍の価格で売る。ぼろい商売だよ。君は一文無しだというし」「ちょっとアメリカまで持っていってもらえばいいんだよ。日本人なら疑われないだろう」
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2017/06/21 佐々木伸
ロンドン北部のモスク付近で白人の運転する車がイスラム教徒に突っ込んだテロ事件は典型的なヘイトクライム(憎悪犯罪)と見られているが、最大の勝利者は欧米でイスラム教徒とキリスト教徒との対立を煽ってきた過激派組織「イスラム国」(IS)だ。
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2017/06/19 樫山幸夫
米国独立以来240年、実際に議会で弾劾裁判が行われたことは、これまで2回ある。いずれも「無罪」評決だったものの、大統領の政治的基盤を損ない、権威を大きく失墜させた。
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2017/06/12 佐々木伸
断交の引き金になったカタール首長の発言はロシアのハッカーが暗躍してフェーク・ニュースに仕立てた疑いが濃厚になったほか、トランプ米大統領がサウジなどから事前に相談を受けていたことも分かり、陰謀の様相が一層深まっている。
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マクリ大統領来日記念 土地との絆こそが国を左右する
2017/06/09 風樹茂インディオ文化を抹殺し、他の南米のように混血もせず、殺すことだけを楽しんだとき、彼らとこの大地とを結ぶ絆は、永遠に切り離され、この移民たちは、この大地の文化とはまったく無縁となった。
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マクリ大統領来日記念 南米の3つの嘘
2017/06/08 風樹茂南米には3つの嘘がある。「一杯だけ、一杯だけだから」「金かしてくれよ。明日返すから」。そして「アルゼンチン経済」。
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2017/06/05 佐々木伸
ロンドンの中心部で3日起きたテロで英国は「恐怖と怒り」に満ちあふれているが、海の向こうからトランプ大統領がテロ対策に取り組んでいるカーン・ロンドン市長の発言にツイッターでいちゃもんを付けた。これが意味をはき違えた的外れの批判だったため、英…
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2017/06/03 田村明子
先日、日本に一時帰国をすると面白いものが目についた。東京駅の大丸デパート一階の菓子売り場で、長い列が出来ている。今流行っている新しいお菓子は何なのだろうかと好奇心で覗いて見て、驚愕した。
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2017/05/29 佐々木伸
イスラム教徒は27日から聖なるラマダン(断食月)入り。宗教心が強まる時期であり、特にイスラム世界でアルコールを出す飲食店はテロの危険性があり、立ち入りは御法度だ。
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アップル+グーグル+マイクロソフトを上回る時価総額
2017/05/29 永田安彦2018年に時価総額2兆ドルとされるサウジアラムコが上場する。この「史上最大のIPO」をめぐって世界の証券取引所が火花を散らしているが、上場への課題も顕在化してきている─。
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異形の国家が生き延びる理由
2017/05/27 風樹茂ファシズム政権の暗部を隠す広告燈の役割も担っていたオーケストラ、エル・システマのバイオリン奏者Armando Cañizales(18)も抗議中に銃弾を受け殺された。
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2017/05/24 崔 碩栄
好スタートを切った大統領の陰で序盤から「暴走」している集団がいる。それは他でもない文在寅を大統領にした文在寅の支持者たち(その中でも熱狂的な支持者)である。
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2017/05/22 佐々木伸
トランプ大統領は、先進7カ国(G7)サミットから帰国後、人事刷新を行って乗り切りを図りたい意向だが、その思惑とは逆に捜査に拍車がかかるのは必至。
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2017/05/19 樫山幸夫
北朝鮮の核問題はやはり、唯一の超大国、米国が、今回の空母派遣のような〝こわもて〟、時には見返りというアメを与えてこそ、はじめて実現しうる。
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