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一兵卒にとっての「戦争」とは?
2019/08/31 足立倫行アジア・太平洋戦争において、終戦から敗戦までほぼ全海戦に参加しながら、大破なく生き残ったのが「奇跡の駆逐艦」〈雪風〉。漫画家の水木しげるさんが、南方のラバウルで何度も九死に一生の体験を経た後、昭和21(1946)年3月、三浦半島浦賀に復員…
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脇役陣の笑いを誘う演技も見どころ
2019/08/29 田部康喜TBS「凪のお暇」は、さえない元OL・大島凪役に黒木華をキャスティングして、元恋人のエリート社員・我聞慎二役の高橋一生との“純愛物語”である。凪が住む古びたアパートの隣人・安良城ゴン(あらしろごん・中村倫也)も絡み、コミカルに展開している。
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2019/08/28 赤坂英一球数制限、猛暑対策、大会日程など、今年もまた甲子園で様々な議論を巻き起こして、第101回高校野球選手権大会が幕を閉じた。その余韻もまだ冷めやらぬ中、9月には高野連の「投手の障害予防に関する有識者会議」が開催され、改めて投手の投球過多に関す…
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ハウツーとは真逆で、だんだん自分に変化をもたらす
2019/08/23 馬場未織「平日は東京、週末は南房総」という二拠点生活を始めて12年以上経っていると「二拠点生活のメリットは?」といった質問が飛んでくる。筆者としては何とも言えない違和感がある。今回は、二拠点生活ならではの学びを最近の体験をもとに話してみる。
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2019/08/23 瀬川和士志望校選びにおいて、偏差値は気になる存在です。しかし、そこばかりに目が行ってしまうと、親子にとってつらい中学受験になってしまいかねません。
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2019/08/23 吉永みち子どうせなら、胸がざわつくような年寄りを演りたい。詩人で小説家の父、NHKテレビ小説のモデルになった母、芥川賞作家の兄・淳之介に妹の理恵。そして自身も賞を受賞する大女優。自らの足で立ち、しつかりとした軸を持って軽やかにしなやかに生きていく。
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遊――EVENT&FESTIVAL
2019/08/22 ひととき編集部越前和紙で作られた不思議な作品がオランダからやってくる。現在のダヴィンチと名高いオランダの芸術家と越前和紙がコラボレーションして生まれた今回のエキシビジョン。和紙に漆器に打刃物と7つの伝統的工芸品がある福井県から国内外へ枠を飛び越えて。
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美――ART&ENTERTAINMENT
2019/08/21 ひととき編集部オランジュリー美術館からやってくるのは、画商ポール・ギヨームが基礎を築いた同館所蔵の印象派とエコール・ド・パリの作品群、約70点。ルノワールにマティス、ピカソなど輝かしく満ち溢れていた文化が、パリに確かにあった。
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旬――NEWS&TOPICS
2019/08/20 ひととき編集部細川護熙氏が作成した全113枚、総長157.72メートルの障壁画。平城京遷都とともに現在の地で1300年の歴史がある薬師寺の慈恩殿で一般公開される。薬師寺の中でも唯一創建時から残っている国宝東塔が2009年の全面解体修理が完成に近づき、来…
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ラグビーチームのGMがつかむ「勝利」とは
2019/08/17 田部康喜TBS・日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」は、池井戸潤原作のドラマシリーズの主演に、これまでとは意外性のある大泉洋を起用して、新たなリーダー像を描こうとしている。コメディアン、声優など多彩な才能を誇る俳優のキャスティングは冒険とも感じられる。
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2019/08/14 赤坂英一連日熱戦たけなわの第101回高校野球選手権大会、今年は甲子園での本番を前に、関係者、ファン、マスコミの間で議論が沸騰した。岩手県大会の決勝で大船渡・國保陽平監督がエース佐々木朗希の疲労や将来を慮って先発登板を回避。結果、花巻東に大敗し、今…
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スポーツライター大友信彦氏インタビュー
2019/07/31 大元よしき今回は「スクラム釜石」発足時からメンバーとして活動するスポーツライターの大友信彦さんに設立の背景と釜石におけるワールドカップ招致の意義を語ってもらった。
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2019/07/30 矢島里佳「壊れたら捨てる」から、「壊れたら直せないかな?」と、思考の選択肢を増やすことで日常が豊かになる。金継ぎを通して私はそれを学んだ。
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ワールドウィングのビモロシューズ
2019/07/29 いであつしイチロー愛用のビモロシューズは、動作科学研究者・小山裕史先生が自らのトレーニング方法を基に形にしたもの。筋肉と関節の緊張を自然に解消するラバーが特徴的。アスリートファーストの信念が、スポーツ選手からシニア・リハビリ中の人々を包んでいく。
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2019/07/28 足立倫行降り続いた長雨のせいか、それとも単に馬齢を重ねたためか、この7月は山田風太郎の『人間臨終図巻(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)』(徳間書店)を眺めて過ごす時間が多かった。この本は、古今東西の著名人の死に方を、医学を学んだ山田が「解剖学者が屍体を見るように」観…
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小林快次◉恐竜学者
2019/07/26 吉永みち子恐竜好きならその名を知らぬ人はいない化石ハンターにして研究者。モンゴルやカナダの荒野に分け入り数々の貴重な化石から新種を発見し、日本の恐竜研究を加速させている。
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2019/07/25 牧野健太郎(読み解き),近藤俊子(構成/文)ところは浅草猿若町、現在の浅草六丁目あたり。十五夜お月様の下で芝居小屋や食事処、江戸の早ずしに、わんちゃんズ!?ころりとまろい3匹とお母さん。そして二階と通りでそっと見つめ合う二人…。黄金色の光をうけて、人々も心なしかやわらかなお顔。
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遊――EVENT&FESTIVAL
2019/07/24 ひととき編集部夏だ!花火だ!三重県だ!およそ300年の歴史をもつ海上の華。世界遺産にも登録されている鬼ヶ城の仕掛け花火は爆音、爆風で大迫力。七里御浜海岸の花火は身体全体で楽しめる。
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美――ART&ENTERTAINMENT
2019/07/23 ひととき編集部岡寺、室生寺、長谷寺に安倍文珠院。仏教伝来間もない7~8世紀に創建された古刹四寺から、重要文化財9件を含む名品がやってくる。丸みをおび、やわらかな佇まいで文化人を魅了してきた室生寺「十一面観音菩薩立像」も見どころの一つ。
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