世界潮流を読む 岡崎研究所論評集
世界の流れは、時々刻々専門家によって分析考察されています。それらを紹介し、もう一度岡崎研究所の目、日本の目で分析考察するコラム。
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2016/12/05 岡崎研究所プーチンが最も傷ついたのは、2年前にオバマ大統領が言ったことである。オバマは、ロシアはもはや「地域大国」に過ぎず、ウクライナへの介入は強さではなく弱さを示すもので、ロシアの行動は最大の脅威ではないと。
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2016/12/01 岡崎研究所習近平は、六中全会において「核心」という肩書きを得た。この称号はかつて毛沢東と鄧小平、江沢民に用いられたが、胡錦濤には用いられなかった。
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2016/11/30 岡崎研究所中国は経済的に発展、対外貿易も大きくなったが、国内での弾圧は酷くなっている、経済発展が政治の自由化につながるという幻想は持つべきではない。
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2016/11/28 岡崎研究所ノルドストリーム2はロシアのガスへの依存を減らすというEUの基本政策に反し、ロシアは、ウクライナ、東欧諸国への圧力を加えるという政治的な意図をもっている。
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2016/11/24 岡崎研究所指導部人事が発表される5年毎の党大会を来年に控え、習近平は二つの敵と戦っている。一つは北京にいる政敵、もう一つは、独自に動きたい地方政府だ。
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2016/11/22 岡崎研究所核合意を守るためには、米・イラン政府間の関係を制度化すべきである。米国務省とイランの外務省の関係は閣僚レベルにとどまらず、あらゆるレベルで強化されるべきである。
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2016/11/17 岡崎研究所サイバー攻撃による対抗措置の選択は簡単ではない。米国にとって有害なエスカレーションが起こらないようにしてロシアに損害を与えることができるとの保証はない。
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2016/11/16 岡崎研究所米韓両国の当局者たちは、北朝鮮の核保有への執拗な前進を阻止できなかったことに不満を感じている。外交対話、国連の経済制裁、軍事力による威嚇もすべて失敗に終わった。北朝鮮は、核・ミサイル計画以外の面では、哀れなほど遅れた国である。
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2016/11/15 岡崎研究所ロシアとトルコは、シリアをめぐる緊張を脇に置き、ロシアのエネルギーの西欧への新たなルートを開くガスパイプラインに合意した。これにより、ロシアがウクライナを経由せずに、ガスを欧州に送れることになる。
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2016/11/14 岡崎研究所トルコの近代の対外政策は必ずしもオスマン帝国の歴史を肯定するものではなく、世俗的な国益を重視したものであったが、エルドアン・AKP政権の成立以来、オスマン帝国の過去の栄光を再評価し、現代の地域政策を正当化する論調が広まっている。
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2016/11/11 岡崎研究所不況が迫っているほどではないにしても、世界の主要地域の経済成長がほとんど止まっている中、中央銀行には利下げで景気刺激を行う余地がない。普通、利下げのためには5%程の余裕が金利にないといけないのだが、ゼロ金利状況の今、そのような状況はあと何…
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2016/11/10 岡崎研究所モスル奪還後を見据えてのスンニ派はどうなるのか? イラク国内諸派(クルド、シーア派民兵、スンニ派部族)間の協力、米国等有志連合、イランとの連携など複雑な作戦の企画、実施が必要となる。
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2016/11/09 岡崎研究所台湾は中国の圧力に屈することはない、台湾の経済的対中依存を低減させる、習近平との前提条件無き対話には応ずる用意がある。
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