ムバラクの残した負の遺産

ムバラクが去って、彼の唯一の存在価値だったと言える「安定」が失われた。長期の独裁によって生まれた反体制的思想にどう対応すべきか。

民間に稼ぐチャンスを！ 佐渡金山に学ぶ成長戦略

金融緩和をしても民間を動かさなければ、強い経済は復活しない―。民間に「稼ぐ」チャンスを与えることで大いに成功した初期の金山から学ぶ。

威嚇的姿勢の中国 米国がとるべき強硬な対応

米軍機による空中哨戒の強化、RIMPACへの招待拒否…。最も強硬と思われる対中政策の実現性は低いが、日本にとっては頼もしい議論だ。

「工夫すればできるでしょ！」 負けず嫌いの先…

パラサイクリング 鹿沼由理恵さん（メットライフアリコ生命保険）

小さい頃から負けず嫌いでスポーツ好き。クロスカントリースキーで負ったケガでパラサイクリングに転向し、鹿沼さんはリオ五輪を目指す。

日銀総裁はなぜもっと早く辞任しなかった？

金融緩和を拒み続けてきた日銀の白川総裁が辞任する。盛り上がるアベノミクスの先を見越した思惑はあるのだろうか…

アベノミクス容認と通貨戦争の可能性

安倍総理の政策をＧ７が容認するような形になったからといって、それが直ちに通貨戦争に結び付くとは言えない。注視しなければならないのは…

環境負荷の低減と環境品質の向上の両立 新たな…

『スマート&スリム未来都市構想』

いかにしてより少ない環境負荷でより高い環境品質を達成するか――。「スマート＆スリム」という価値観への“道案内”。

パキスタンのグワダル港を得た中国 「真珠の首…

グワダル港の運用権を獲得した中国。港の軍事化が直ちに進むことはないと思われるが、海洋安全保障の分野で日印が連携を深めることは重要だ。

屋上で育てた有機野菜と 瀬戸内の天然魚や放牧豚…

夫婦が二人三脚で続けてきた『エピス カネコ』。故郷の瀬戸内の食材をふんだんに使い、屋上で野菜まで育てる「まじめな」フレンチのお味は…

スタイリストの草分け ファッションの楽しさを…

原由美子(スタイリスト)

スタイリストという仕事を誕生させた原。40年のキャリアを振り返るとともに、彼女の目に今の日本のファッションはどう映っているのか―。

エコをお題目にした成長戦略の危うさ

WEDGE3月号フリー記事

青息吐息のシャープ、パナソニック。「エコ」というマジックワードの力で安易に政策を進めると、悪夢は繰り返されることとなる。

不確定要素多いサイバー兵器使用基準

サイバー攻撃に脆弱である米国は、率先してサイバー兵器使用に関する政策を透明化し、国際規範を作るべきだが、なかなか実現しないだろう。

NHK 3.11シリーズ「メルトダウン」 原…

事実を掘り起こしたうえで、実験装置を組み立て、シュミュレーションを行う――。震災から2年。問われるジャーナリズムの役割とは…

うつ予防のタフネス化を推進 認知・行動の歪み…

アドバンテッジ リスク マネジメント（ＡＲＭ）
代表取締役社長 鳥越慎二氏に聞く

うつ病を新たに発症させないためには日々のケアが大切になる。ＥＡＰとしてできるうつ病予防、そして日本でのＥＡＰの現状と将来とは…

レーダー照射で新たな段階に？　 尖閣危機と習近…

日中を騒がせたレーザー照射事件。より基本的な問題は、中国共産党指導部が事件についてどこまで軍部を掌握しているのかということだ。

先細りに焦るパチンコ業界 なりふり構わぬ異業…

かつて30兆円の市場規模を誇ったパチンコ業界も、相次ぐ規制強化に若者のパチンコ離れも加わり、20兆円を下回るまでに凋落したが…

頑固になるオバマ？ 米国防予算削減への正攻法

今や既定の事実となった米軍事費の削減。選挙後、オバマは頑固になっているように見受けられる。削減の影響を最小限に抑えようとする場合…

震災復興を加速させるために （3）外部人材が…

病院間の機能分化と連携をどう進めるか、様々な疾患を幅広く診断できる総合医をどう育てていくか。本質的な課題に踏み込まなければならない。

震災復興を加速させるために （2）規制乗り越…

コテージ風の建物の下に牽引用の車輪がついている可動型のトレーラーハウス。それは復興へ一歩あゆみ出すためのカギとなるのか…。

震災復興を加速させるために （1）一向に進ま…

旧態依然とした規制や制度が維持されてきた農業。震災を新しい農業に飛躍する改革の端緒としたいところだが、現実はそのように進んでいない。