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2024/11/06 渡辺好明
自民・公明の与党と国民民主党の政策協議が進められている。「103万円問題」に注目が集まるが、コメ政策、農業政策についても、国民にはかなりのこだわりがあり、同様の動きが出て来るだろう。
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2024/09/10 渡辺好明
新米の収穫が本格化し、「コメ不足」解消が期待されているが、「新米の価格上昇」といった報道もなされ、いまだ消費者の不安は続く。国や企業は何ができるのか、短期的・長期的視点から考えてみたい。
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2024/08/26 渡辺好明
スーパーマーケットなどでコメの品薄が相次ぎ、「令和の米騒動」などと取りざたされている。なぜ、コメが消費者の手に届き難くなっているのか。ここには、開かれた市場とは言えないコメ独特の流通形態と、いまだ続く生産調整があると言える。
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2024/05/30 渡辺好明
食料危機が、現実感を帯びてきた。食料の需給ひっ迫状態は今後も続くだろう。日本でも注目が高まりつつある食料危機対応策を万全にするために4つの視点をぜひ加えたい。
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2024/05/29 渡辺好明
本年は、クマによる人身被害が4~11月の合計で200件超と、例年の2倍以上になっている。12月に入っても、冬眠に入るはずのクマが依然として出没し、被害も続いている。被害の背景、原因、そして、短期、中期、長期の対策を探ってみよう。
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2023/12/15 渡辺好明
本年は、クマによる人身被害が4~11月の合計で200件超と、例年の2倍以上になっている。12月に入っても、冬眠に入るはずのクマが依然として出没し、被害も続いている。被害の背景、原因、そして、短期、中期、長期の対策を探ってみよう。
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2023/11/04 渡辺好明
農林水産省がアニマルウェルフェアへの管理指針を示した。守らない場合の罰則はなく、「国際基準に進む印象付け」だが、それでは、農水産物の輸出促進を図る中では心もとない。アニマルウェルフェアを売りにするぐらいの姿勢を見せてもらいたい。
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2023/05/29 渡辺好明
「食料危機に備え法制度」という報道を見て、なぜかデジャビュに襲われた。「まさかこの時代に」と思うのだが、食料・農業・農村基本法見直しを検討している農水省の審議会の『中間とりまとめ案』にも、盛り込まれている。コメントを加えたくなった。
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2023/05/03 渡辺好明
大阪の堂島取引所によるコメ先物取引の「本上場の申請」に対して、農水省は自民党との議論を経て「不認可」としたが、やはり現物と先渡、先物が分担・連携・総合化していくことが理想である。歴史的な正当性や世界の常識との乖離を解説したい。
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2023/05/02 渡辺好明
「コメ現物市場」の姿かたちが見えてきた。コメ業界に70年以上存在しなかった公的な「自由な流通・取引の場」が生まれる。生産、流通、消費にいかなる効果が生じ、健全な発展につながるのか。歴史的経緯も含めておさらいしてみたい。
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2023/02/13 渡辺好明
昨年末に取りまとめられた「食料安全保障強化政策大綱」を、「鳥の目、虫の目、トンボの目」と、見る角度を変えながら注目点を読み解く。その意図するところ、実現への道筋、留意点、乗り越えるべき障害などについて見ていく。
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2022/10/10 渡辺好明
ウクライナ戦争による食料サプライチェーンの崩壊で、日本国内でも飼料価格の高騰が叫ばれている。この対策として、畜産用「子実用トウモロコシ」の生産振興が図られようとしているが、事を急いではいけない。
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2022/09/20 渡辺好明
政府の「食料安定供給・農林水産業基盤強化本部」は、「食料・農業・農村基本法」の見直しを決めた。この際、正しい理解と共通認識があるようで無い「食料自給率」について、各都道府県と諸外国・地域の数字を比較し、今後の日本の歩む道を明らかにする。
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2022/06/14 渡辺好明
穀物の大輸出国ウクライナでは、戦火により積み出しが不可能となっている。「物流」の途絶・中断が生じている背景には、ウクライナの海外輸出が「黒海沿岸の3地域」に集中していることにあるのではないだろうか。考えられる対応策を列記してみたい。
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2022/06/07 渡辺好明
食料危機が、現実感を帯びてきた。食料の需給ひっ迫状態は今後も続くだろう。日本でも注目が高まりつつある食料危機対応策を万全にするために4つの視点をぜひ加えたい。
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2022/05/09 渡辺好明
産地偽装問題で揺れていた「熊本産アサリ」の出荷が再開された。ただ、食品表示法ができても再三にわたり是正の指示・公表を受けているところから、もはや業界の「体質」「構造」、そのものといわざるを得ない。根本からの対応がないと事態は変わらない。
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消費の構造・行動に鋭敏なマーケテイングを!
2022/03/09 渡辺好明今、米の消費減少・価格低下が起きているが、その主因を「コロナ禍」に帰してしまってよいのだろうか。米の関係者が目を背けていた「根深い事情・背景」が明確に提示されたととらえるのが正解である。
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2022/03/01 渡辺好明
ロシアによる「ウクライナ侵攻」の行く末は想像しがたいところだが、これが世界の食料需給に与える影響について、短期、中期、長期を念頭に、現下の食料需給と今後の対応方向に関する論点を整理しておきたい。
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2022/02/19 渡辺好明
食の「地産地消」は、ずいぶんと浸透し理解され、そして定着してきた。他方、ごく最近は、「国産国消」という用語も使われる。「地産地消」と「国産国消」、地域レベルと国レベルの違いで根本の哲学は同じといえるのだろうか。
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2021/12/17 渡辺好明
耕されていない農地を広く「耕作放棄地」と称し、この面積の減少が農業政策の大きな目標の一つのようにされている。しかし、この言葉の意味と実態を見ていくと、農業経営上ペイする形で復活・是正することは容易ではなく、現実的ではないだろう。
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