「wedge」の最新記事一覧
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2025/08/01 岡崎研究所フランスのマクロン大統領と英国のスターマー首相が安全保障分野と移民問題について協力関係が進展させた。特に、核抑止についての調整を含む軍事面での協力は、欧州協力の原動力となるべき関係を活性化させる一助となるだろう。
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2025/07/31 樫山幸夫参院選での敗北後、石破茂首相が続投を宣言したことに対し、退陣要求が広がっている。一方では、「辞めるな」運動も台頭、党内抗争は、激しさを増す一方だ。権力闘争を繰り返す与党と政権を担う意思のない野党の無力さは、ほとんど救いがたい。
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『ルポ 人が減る社会で起こること 秋田「少子高齢課題県」はいま』工藤哲氏インタビュー
2025/07/31 足立倫行『ルポ 人が減る社会で起こること 秋田「少子高齢課題県」はいま』(岩波書店)は、そんな秋田県に2020年秋に赴任した新聞記者が、少子高齢化社会の実態を「秋田は日本の未来である」(帯文より)と、さまざまな側面から描いたルポである。
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2025/07/31 加藤 学ロシアのウクライナ侵略に責任を問うことは日本を含めた国際社会の責務だ。一方で、日本がロシアとの関係を遮断してしまえば、それこそ隣国として国益を損なうことになる。
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2025/07/31 岡崎研究所トランプの登場により、米国独立宣言の理想の全てが危機に晒されている。行っていることのほとんど全てが、対中競争において米国を弱体化させるもの。独裁国家に向けて恐ろしいほどの成果を上げてしまっている。
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2025/07/30 海野素央4カ月弱にわたった日米関税交渉から見えてきた3人――トランプ、ベッセントとラトニック――の関係について述べる。また、トランプは、歴史の中でどのように評価されたいのか、関税措置と絡めて語る。
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2025/07/30 冷泉彰彦日米の関税交渉の合意で、自動車は現状の2.5%から大きく引き上げられたとは言え、最悪の25%を考えると、一息つくことができている。ただ、中長期的には決して楽な環境が待っているわけではない。3つの大きな懸念がある。
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2025/07/30 片野 歩「失われた30年」と日本の漁業について、共通の問題があります。それは「事実や問題の本質」が社会に正しく伝わっていないということです。日本で魚が減っている本当の理由を知り、伝えることが必要です。
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2025/07/30 熊谷 徹参議院選挙で、外国人受け入れについて激しい議論が行われた。しかし、多くのメディアや政治家が合法的な移民と難民または不法移民を混同している。海外で高技能・高学歴移民をめぐる競争が激化している今、こも3つを混同することは禁物だ。
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2025/07/30 遠藤研一郎無差別殺人の犯人の刑事責任能力が問題となる報道がされる度に、刑法39条を廃止して、一般の人と同様に処罰すべきであるとの声が高まります。そもそも、「犯罪をしたら処罰される」のが当然なのでしょうか?
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2025/07/30 岡崎研究所イスラエルとイランの12日間戦争は、中東のパワーバランスを書き換えた。しかし、この地域で現れた最も危険なことは、イスラエルとイランの再衝突ではなく、トルコとイスラエルの激しい勢力争いだ。
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2025/07/29 佐藤俊介ロシア海軍副司令官のミハイル・グドコフ少将がロシア西部クルスク州の前線でウクライナ軍の攻撃を受けて死亡した。軍の最高幹部の最前線での死亡が浮かび上がらせるものは、ロシア軍が依然として激しい戦闘が続いている実態だ。
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2025/07/29 吉永ケンジ韓国を襲った記録的な集中豪雨に際して、韓国軍は被災地域に派遣され、土砂の撤去など被害復旧のための支援作戦を繰り広げている。災害の際には、日本でも自衛隊が活躍するが、若い隊員への教育という面では韓国が一歩先んじているようだ。
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2025/07/29 山本隆三日米の関税合意について、ホワイトハウスのファクトシートと日本政府発表の合意概要には、日本の5500億ドル(約80兆円)の投資やアラスカのLNG事業への理解に隔たりがある。日本は投融資について大きなリスクを負ったのか、LNG事業は日の目を見…
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『物価高のアルゼンチン・チリ、長距離バスで巡るラテン世界貧乏旅』第9回
2025/07/29 高野凌3月8日。チリ南部の人口25万人の港湾都市プエルトモントの市庁舎がある中心街を散歩していると、由緒ある石造りの建物に『ドイツ人クラブ』と看板が出ていた。建物の外壁にはドイツの都市・州の紋章が飾られていた。特にプロイセン王国の国章である鷲の…
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2025/07/29 岡崎研究所中国・ロシア・北朝鮮の権威主義枢軸国は、イラン戦争でイランをほとんど支援しなかった。相互協力の限界が露呈したのは確かだが、自身の国益の優先順位に従い協力度合いを決めており、過小評価してはいけない。
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2025/07/28 高口康太アステラス製薬に勤務する日本人男性社員に対し、中国の裁判所は「スパイ罪」を認定し、懲役3年6カ月の判決を言い渡した。多くの日本人が中国への渡航に不安を感じている。どのような人がスパイ罪で捕まるのか、何をすると危険なのかを整理したい。
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2025/07/28 加藤 学ロシアのスタロボイト前運輸相は、プーチン大統領によって突然解任され、その数時間後に自家用車内で死亡が確認された。プーチン政権を支える「体制派エリート」がなぜ突然亡くなったのか。スタロボイド氏の経歴から考察してみたい。
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2025/07/28 小泉 悠極東ロシアの地上兵力は減少しているものの、海空軍は温存されたままだ。さらに「オホーツク核要塞」にも復活の兆しが見える。日本はどう向き合うべきか。
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