シルバンとバグダッドと私 ～TMP50周年記…

3月末、カザフスタンのチタン工場・チタンマグネシウムプラントの50周年記念式典への招待を受けた。

日韓協力推進のカギは多国間の取り組み

日韓を二国間の枠内で協力させようとするよりも、多数国間の枠内で日韓を協力させていくべきとの主張は、目新しいものではないが有益である。

イスラム国（ISIL）はなぜラマディ、 パルミ…

アメリカとイランの急接近で存在感高めるシーア派民兵

アメリカ軍などの空爆や原油下落によって、勢力を減退させていたと思われていたISILが攻勢を強めている。この背景にあるのはシーア派民兵の存在だ。

日米同盟の将来 安倍総理が差し伸べた手をオバ…

従来、日米首脳会談は米国の要求なりイニシアチブに日本がどう応えるかという観点から見られてきたが、今やそれが逆転している。

アメリカとの対立も辞さない習近平 「米中冷戦…

4月末から今月中旬までの日米中露による一連の外交上の動きは、アジア太平洋地域における「新しい冷戦時代」の幕開けを予感させた。

イランの核合意と中東の安定の行方

中東安定の一つの鍵は、イラン核交渉が最終合意に達した場合、イランの外交が穏健化するかどうかである。

AIIBを用いた中国の鉄道戦略

AIIBは中国の地政学的戦略、特に鉄道戦略を推進する手段であり、それに台湾が参加することには慎重であるべきである、とタイペイ・タイムズが述べている。

しぶといパキスタン外交

最も重要なのは中国との関係

パキスタンは地政学的に要衝の地にあって地域の動向に揉まれ、まさに嵐の中におり、しぶとい外交を展開せざるを得ない。

北朝鮮高官処刑の背後にある 中国の「脱ロ・入米」

金正恩が訪ロを取り止めた裏事情

北朝鮮の大物の処刑の情報が駆け巡った。その理由が「居眠り」で、「不敬」であったという説明に納得した者は少なかったはずだ。

日韓は米国に過剰な期待を寄せてはいけないのか

「米国は同盟国を守る義務の重要性を理解しているが、同盟国の期待を米国の能力・意図に見合ったものとすることは難しい」と言い切っており…

マクロ経済から見た AIIB支持論の落とし穴

中国によるAIIB創設を専ら経済問題として捉える論もあるが、やはりその政治的意図は考察されなければならないだろう。

インド洋へも展開する中国の原潜

潜水艦や対潜水艦能力の向上を図っていると言われる中国。増強するその海軍力の行動範囲が拡大していることが分かる。

発展続けるナチュラルプロダクツ

ナチュラル＆オーガニックプロダクツ業界は、2019年までに252ビリオンドルまで成長すると見込まれている急成長のジャンルだ。

米の新海洋戦略に対する中国の反応

米の新海洋戦略は、中国のA2ADに対抗するための米海軍力強化の必要性と、同盟国・友邦との協力ネットワークの推進の重要性を強調している。

ハワイに訪れた 「クラフトビール」大ブーム

アメリカで近年、小規模のブリュワリーがあちこちでオープンしている。それらが醸造する、より個性的で実験的なビールが今注目を集めている。

シリアの命運を左右する アサド政権の団結力とイ…

様々な勢力が入り乱れて戦闘が行われているシリアの内戦。危険な状況であり、各派の支配領域についての情報も少ないが…

なぜ習近平は大胆に反腐敗運動を続けられるのか

一方的な展開の「軍VS習近平」

「軍VS習近平」の戦いはもはや、あまりにも一方的で、人々がスリリングな展開を期待できなくなってしまっている。

依然タイが優位か アセアンでの製造業運営

年末に発足予定のアセアン経済共同体。現在当域内で日本の投資が圧倒的に多いのはタイだが、人件費の上昇が大きな悩みとなっている。

中国の「一帯一路」構想は 単なる「策謀」ではない

その実現性は?

「一帯一路」構想には2つの側面がある。一つは経済的メリット、もうひとつは「中国の意図」である。

ロシアの戦勝70周年記念日 したたかな習近平…

モスクワで開かれた対独戦勝70周年を記念する式典・軍事パレード。欧米との関係が厳しくなっているなかで、ひときわ重要な意味を持った。