中国の「ASEAN分割統治」

日米が連携しながら、ASEANとの関係の深化に努めることが、中国による分割統治戦略に対抗する上で肝要である。

尖閣、南シナ海・・・ 危機的状況になりつつある…

中国が海上における軍事力を拡張しつつあることで、各国でナショナリズムが高まり、東シナ海、南シナ海での緊張が高まっている。

中国に対する甘い期待は裏切られた

中国は、責任あるステークホルダー（利害関係者）として、北朝鮮問題や核不拡散問題全般に取り組むべきだという考えがあるが…

ロシア隕石落下 その時核施設爆発の街は

「アメリカの新兵器？」「旅客機の爆発？」

白い閃光と衝撃波を伴った世紀の天体ショー。ロシアのチェリャビンスクは「隕石落下の街」として、新たな歴史の1ページを刻むだろう。

イスラエル総選挙と中東和平

イスラエルは内向きになっているが、パレスチナとの和平問題が消えてなくなるわけではない。米国しかこの問題を動かすことはできないだろう。

TPP早期交渉参加がもたらす これだけのメリッ…

WEDGE3月号フリー記事

日本はTPP交渉入りそのものが政局にされ、チャンスを自ら狭めている。国際協定で原加盟国の立場を逃すと大きなデメリットが伴う。

共和党への戦いを挑んだ オバマの第2期就任演説

オバマ2期目の就任演説では、得意の美しい言葉の流れを使い、民主党色の強い具体的な課題を述べた。それは間違いなく、共和党への挑戦だ。

失業率に農村部含まれず 中国の経済指標の信頼性

中国当局が発表する数字が信頼できないというのは軍事費等国防に関するものが最もよく知られているが、経済指標の信頼性の無さも同様である。

レーダー照射事件 「暴走」する習近平指導部

衝撃的なレーダー照射事件について、習近平政権が発足して以来の中国側の一連の動きを、一つの大きな流れの中で考えるべきであろう。

米軍事費の大幅削減は もはやオバマの既定路線？

米国防予算削減でアジア回帰は可能か――。こうした議論が公然とされるのは、軍事費の削減を受け止めざるを得ないという雰囲気だからなのか。

中国 「経済の次は政治改革」と いかない理由

中国の政治改革は硬直化している、という声があるが「経済改革の次は政治改革」というのはナイーヴな米国的原理主義の発想ではないだろうか。

北朝鮮めぐる米中対立

金正恩政権の安定性について外部からは判断し難い。内部的危機が直ちに本格的な軍事挑発や核使用などの自滅的行動に繋がるとは言い切れない。

第2次オバマ内閣は「兄弟内閣」？

意見の多様性欠く

第2期オバマ政権について様々な声があるが、日本にとって最大の関心はアジア回帰政策を継続、推進する意図があるかどうかである。

中国レーダー照射を 『兵法三十六計』で考える

中国人とのビジネスは難しい。レアメタル取引の過程で筆者が研究した「兵法三十六計」。これで今回のレーダー照射を分析するとどうなるか。

日印関係 カギ握るシーレーン確保の協力

安倍総理の下、日印関係の一層の発展に期待が高まっている。特に重要となるシーレーン確保は、実質的に中国の脅威に対抗するものとなる。

射撃レーダー照射 中国の思惑と尖閣対立

射撃レーダー照射で、尖閣を巡る日中の対立はますます深刻化している。逆ギレする中国との間に“落としどころ”を見つけることはできるのか？

アメリカは「アベノミクス」をこう評価する

「アベノミクス」のうち、デフレと円高対策は評価しつつも、財政出動について、日本経済の長期的コストを増やすという批判もあるが…

米国 「外交の共和党」も今は昔

共和党は、外交問題において常に民主党に対して優位を誇っていたが、イラク戦以降その優位は失われているという。

米国防予算削減がもたらす 「二正面作戦」能力の…

国防予算削減が続けば、米国は同時二正面戦争遂行が不可能になり、従来のような政治的影響力を失うことになろう。日本がやるべきことは…

金正恩・新年の辞 改革目指す証拠にはならず

金正恩は人民生活向上と経済建設を今年の二大目標に掲げたが、改革の具体策についての言及はない。