知られざるロシアとアルジェリアの深い関係

ロシアはアルジェリアの人質事件に一見関わっていないように見えるが、事件に対して他人のふりはしなかった。ソ連時代から続く両国の関係とは

中国海洋監視船の軍事化 緊張高まる東シナ海、…

中国海軍は退役済みの11隻の軍艦を海上監視部門に配置換えすることを決め、領土・領海をめぐる自国の姿勢をさらに硬化するつもりである。

「米国は世界を改革することを諦めよ」 対外関…

米国は今まで通り世界の安全保障に責任を持ち続けられるだろうか。同盟国がしかるべき負担を負う形を作っておくべきだ、という声がある。

「世界に深く関与する米国を維持せよ」 対外関…

米国のこれまでの世界の覇権国としての振る舞いを突然止める――。対外関与引き揚げは、現実主義的ではなく予測も出来ない危険を伴うだろう。

コンゴで不法操業 中国漁船が世界に拡大

中国の漁船があちこちの海で問題を起こしている。禁漁区域での乱獲など金銭動機に基づくものがあれば、領海紛争の尖兵役を果たす場合もある。

AKBのルーツ!? 舞妓はんのセンター争い

京都の花街とAKB48は同じシステムで運営されているという。長く継続している伝統の中にこそ原理原則に培われた知恵が生きているものだ。

中国軍との交流 僅かな可能性にかけるべき？

中国海軍との交流による信頼醸成は、関係国海軍にとって「長年の夢」である。こうした交流を実施すべし、という論説は正論ではあるが…

金正恩就任から1年 北朝鮮との交渉に関心をも…

いったい北朝鮮はどこへいくのだろうか。政府は統制を強化しようとしても、民意は逆の方向に動いている。

第一次大戦前のヨーロッパに類比？ 2013年…

問題が山積みのアジア情勢。現在のアジアと100年前の第一次大戦前のヨーロッパの状況を比較してみると…

ケリー新国務長官とオバマの共通の欠点

オバマ第2期政権で国務長官に指名されたジョン・ケリー氏。彼はオバマのアジア回帰路線を維持継続するのだろうか。

アラブの春からイスラミストの冬へ

アラブの春から2年経った現在、中東はより不安定かつ敵対的な地域となり、米国の利益も西側の価値観も危険に曝されている。

アルジェリア人質事件と フランスのウラン権益

アルジェリアで発生したイスラム過激派による人質事件。この事件の遠因と言われるのが隣国マリでのフランスによる軍事介入だが、その真相は…

領土紛争における中国の経済カード

法治国家からかけ離れた実態をさらけ出す

経済カードを巡る中国の特異な論理。WTO協定に明白に違反する場合は積極的に提訴し、そこまで至らない場合も抗議を緩めるべきではない。

マイケル・グリーンの「安倍警戒論」批判

ソウルと東京の対立は北京を利し、米国同盟を弱め権威主義に手を貸し、民主主義を弱めるゆえに安倍氏は言動・政策に注意しなければならない。

官僚腐敗に厳しく臨む習近平体制 汪洋が政治改…

習近平が最初の地方視察に選んだ広東省。改革開放を進めた鄧小平を意識させる一方で、視察の間ずっと側に同行させた汪洋に注目が集まった。

韓国社会に深く根ざす左傾化

日本では、韓国の左傾化はやがて振り子の揺れが戻るであろうという印象が持たれている。しかし、現実的には容易には戻らないかもしれない。

米国 日本の右傾化批判と 安倍政権への期待

「日本の右傾化」批判記事は少なくないが、真に日本を知る評論家の間では、安倍内閣に対する正確な認識と支持が存在すると考えて良いだろう。

領空にも拡大する中国の尖閣侵犯 日本に必要な…

WEDGE2月号フリー記事

中国機初の領空侵犯により、新たなフェーズに突入した尖閣危機。お寒い状況の日本の警備態勢を、どのように改善すべきか。

「尖閣の正統な支配者」 中国のイメージ作りに…

尖閣問題は、日本側が、何時いかなる形で地上における実行支配を中国より先に実施するか、ということが重要となるだろう。

尖閣はなぜ日本領か 歴史的・法的根拠を示そう

尖閣諸島は歴史的に中国の領土であり、日本が一方的に奪ったと国際的にPRする中国。日本は事実を国際社会へ積極的に発信する必要がある。