「政治・経済」の最新記事一覧
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2024/07/10 岡崎研究所ロシアと中国が核軍拡を進めている。これは、冷戦時の核軍拡競争よりも複雑な戦略上の問題となっている。米国も核戦力を数的に増強させる方針が垣間見えるが、危険かつ制御が難しいものとなっている。
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2024/07/09 勝股秀通米兵による沖縄県内での性犯罪事件を巡って、政府が県に情報を連絡していなかったことについて、政府は情報の伝達、共有の在り方を見直すという。当然だろう。だが残念ながら、現状では政府の対応を期待することはできない。
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2024/07/09 岡崎研究所台湾の頼清徳総統は台湾軍について、装備の近代化だけではなく、国家、自由、民主主義のために戦うというアイデンティティを確保する必要があるとの姿勢を見せた。これは、台湾が「国家」として自らを守るものであることを示している。
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2024/07/08 樫山幸夫七夕都知事選は小池百合子氏の3選を果した。結末は予想通りだが、知名度のなかった石丸伸二氏が2位に躍進した。小池、蓮舫氏ら既成政治家、政党に嫌気がさした票が流れたとすれば、独自候補を断念した政権与党、自民党こそ責められるべきだ。
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【連載第3回】『空爆と制裁』第3章「変貌するロシア経済」本文公開
2024/07/08 黒川信雄ウクライナ侵攻を受けた経済制裁で、西側諸国との多くの経済的つながりが断たれたロシア。プーチン大統領は「むしろ良いこと」と強弁するが、ロシアの「輸入代替政策」が機能しなかった例は、エアバッグを搭載できなかったロシア車など、2022年時点でも…
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2024/07/08 岡崎研究所プーチン大統領は、北朝鮮の後、ベトナムを訪問した。ベトナムは大国間とのバランスを保つ「バンブー外交」と取っており、プーチンのベトナム訪問は一種のショーであったと言える。
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2024/07/06 青山 佾明治神宮外苑再開発計画について、事業者のひとつである伊藤忠商事が異例とも言えるコメントを公表した。都知事選の争点にもなっている再開発計画を、明治神宮の成り立ちやまちづくりとしてのあり方から考えてみたい。
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【連載第2回】『空爆と制裁』第3章「変貌するロシア経済」本文公開
2024/07/05 黒川信雄ウクライナ侵攻によって、西側企業はロシアでの事業継続が困難になり、次々と撤退していった。しかしそうなると問題になったのは、ロシアによる撤退した企業のロシア事業の乗っ取りや、知的財産の無断利用だ。それは日本企業も例外ではなく、モスクワの丸亀…
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2024/07/05 岡崎研究所総統選挙で民進党の頼清徳総統が選出された後、中国の台湾に対する「グレーゾーン戦略」が執拗に続いている。対応にコストの掛かる反撃を敵から受けぬようにしながら、経済面、軍事面、外交面で実益を得る戦略で、「戦争一歩手前の手段」である。
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2024/07/04 青山 佾政府も東京都も何十年も前から「東京を国際金融都市とする」政策目標として掲げている。しかし本気で目指しているのだろうか? 都知事選挙の争点にもなっておらず、本気度が疑わしい。国民・都民に支持されるようなものではないのか。
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【連載第1回】『空爆と制裁』第3章「変貌するロシア経済」本文公開
2024/07/04 黒川信雄2022年5月、記者は戦争当事国となったロシアの首都、モスクワに飛んだ。侵略国家として、西側諸国からの厳しい経済制裁を受けることになったロシア。ではその経済と、人々の暮らしはどのように変わったのか――。そこには、「デフォルト」という言葉に…
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2024/07/04 岡崎研究所サプライチェーンの中露依存からの脱却を図るために、米国が供給網の全体把握へ最新鋭のツールを導入した。問題点を洗い出し、解決へと進める取り組みであるが、貿易というのは複雑な生き物で、限界もある。
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2024/07/03 田阪幹雄日本の物流が「2024年問題」から脱却し、生まれ変わるためには、内航海運へのモーダルシフトが必要不可欠な戦略である。その推進には熟慮熟考の上で点滴岩を穿つが如き不断の努力が不可欠。日本の内航海運事業が進むべき方向性について述べていきたい。
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2024/07/03 渋澤 健新1万円札の顔、渋沢栄一。その人生哲学をまとめた『論語と算盤』は、現在でも名著として読みつがれている。渋沢が著してから100年近く経ついま、「新1万円札の顔」が示唆することとは何であろうか。
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2024/07/03 岡崎研究所フーシ派による紅海での船舶攻撃は依然として続いている。この状況は当面、続いていくとみられ、武器弾薬の供給問題を抱える米国にとって分が悪い。バイデン政権がにっちもさっちも行かない状態になる可能性も懸念される。
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2024/07/02 福地亜希東南アジア諸国連合(ASEAN)への投資動向などから、企業のデリスキングの最新動向を確認するとともに、世界の成長センターとしてのプレゼンス向上を目指すASEANの2025年以降の成長戦略の方向性についても概観する。
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2024/07/02 鈴木賢太郎私たちの日常生活に必要不可欠な「電気」は、ラインマンの活躍により供給されている。上空150メートルを職場とすることもある彼らの仕事に迫った。
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2024/07/02 岡崎研究所香港では、基本法に終審法院に非常任の海外裁判官が置かれていることが規定されているが、国家安全維持法の施行によって海外裁判官の置かれた環境と立場に激変をもたらすこととなった。辞任した裁判官が劣悪な環境を説明している。
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2024/07/01 樫山幸夫終盤に入った東京都知事選。都民の審判結果は神のみぞ知るが、はっきりしているのは選挙運動のありかたの見直しが進むということ。もろ手を挙げて歓迎していいのか。「自由」を叫ぶことで逆に自由が侵害されるとしたら皮肉であり、罪が深い。
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2024/07/01 岡崎研究所欧州議会選挙の結果についての報道では、右派が「伸長」「台頭」「躍進」したというものが多いが、社会民主、リベラル、緑の大敗やEU支持勢力が多数を維持したことを併せて伝えないとバランスを失する。右派の浸透をEU全体の趨勢を論じるのは無理がある。
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