2022年11月29日(火)

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2020年10月29日

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土方細秩子 (ひじかた・さちこ)

ジャーナリスト

ボストン大学コミュニケーション学部修士課程終了、パリ、ロサンゼルスでテレビ番組製作に携わり、1993年より米国でフリーランスのジャーナリスト活動を行う。

共和党は選挙制度の改革には断固反対

 しかし共和党は選挙制度の改革には断固反対だろう。4年前にもトランプ大統領は選挙結果を受けて「選挙人制度は素晴らしい」とコメントしたが、直接選挙だったならば完全に敗北していたことを大統領自身がよく分かっていたからだ。

 もし今回の選挙でトランプ氏の再選が決まれば、選挙制度見直し議論が一気に沸騰する可能性がある。二度続けて総得票数が多い候補が負ける、つまり民意が反映されない選挙に意味があるのか、という声が抑えられなくなることも考えられる。最悪の場合、暴動という形で国が大荒れとなる危険性もある。

 200年以上続いたシステムを変えるのは容易ではないのかもしれないが、米国の選挙制度は大きな岐路に立たされているのかもしれない。

  
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