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Wedge OPINION

2022年7月23日

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奈良岡聰智 (ならおか・そうち)

京都大学公共政策大学院 教授

京都大学大学院法学研究科博士後期課程政治学専攻修了。専門は日本政治外交史。京都大学法学研究科助教授を経て現職。著書に『対華二十一カ条要求とは何だったのか』(名古屋大学出版会)、『加藤高明と政党政治』(山川出版社)など多数。

 下図に示す通り、各国の男女格差を測るジェンダー・ギャップ指数(GGI)は、日本が主要7カ国(G7)で突出して低い。さまざまな分野で女性の社会進出が遅れているが、特に政治分野に限れば147位と世界最低水準に沈んでいる。衆議院の女性議員比率は10%に満たず、町村議会にいたってはいまだ3割が女性議員ゼロである。『女性のいない民主主義』(前田健太郎著、岩波新書)と評されるゆえんである。

日本のジェンダー・ギャップ指数(GGI)
はG7で突出して低い

(出所)内閣府男女共同参画局『共同参画』 (2021年5月号)を基にウェッジ作成
(※1)GGI指数は0から1で表され、0が完全不平等、1が完全平等
(※2)括弧内はスコアと世界156カ国中の順位 写真を拡大

「公平さ」は存在するのか?
実態は男性優位社会の日本

 男女平等が憲法に謳われ、女性は人口全体で約半数を占めるにもかかわらず、日本では女性の政治家が著しく少ない。政府は「女性活躍社会」の実現を掲げるが、……

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Wedge 2022年8月号より
歪んだ戦後日本の安保観 改革するなら今しかない
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安全保障と言えば、真っ先に「軍事」を思い浮かべる人が多いであろう。だが本来は「国を守る」という考え方で、想定し得るさまざまな脅威にいかに対峙するかを指す。日本人が長年抱いてきた「安全保障観」を、今、見つめ直してみよう。


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