Wedge OPINION
大きな曲がり角を迎えて制度疲労を抱えながら、方向性を見失ったままの日本。今こそ将来を見据えた、大局観のある真摯な議論が必要です。手練れの執筆陣による、タブーを恐れず時流におもねらない“OPINION”を、WEDGE独自の視点で展開します。
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2025/02/11 樫山幸夫
石破茂首相とトランプ大統領による日米首脳会談を日本側の与野党、メディアはこぞって評価している。支持率低迷をかこつ首相にとっては援軍だろうが、所期の目的である「信頼関係」の構築は、ホンモノになったのか。現時点で、成否を断じるのは早計だ。
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2025/01/29 野中郁次郎
平成の30年間、日本企業の活力を奪ったものは何だったのか。「知識創造経営」の第一人者である筆者が、米国型マネジメント、そして成果主義など欧米式人事管理への偏重に警鐘を鳴らす。
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2025/01/21 樫山幸夫
昨夏の東京都知事選で次点となる活躍ぶりをみせた石丸伸二氏が今夏の東京都議会選に向けて政治団体「再生の道」を結成した。綱領はなく、政策もなし。有権者はどう判断すればいいのか。一部の世論調査では、船出にきびしい結果も出ている。
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2025/01/02 樫山幸夫
視界ゼローー。2025年、国内政局、国際政治いずれにおいても、この表現がぴったりだろう。東京都議選と参院選の〝ダブル選挙〟にトランプ大統領の就任と内憂外患に、石破茂首相はどう立ち向かっていくのか。
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2024/12/24 樫山幸夫
トランプ次期大統領が安倍昭恵夫人、孫正義氏と相次いで会談、トランプ氏の動きからは、利益をもたらしてくれる人物、機会をことさら重視する〝ディール〟優先の行動原則が伝わってくる。年明け早々ともいわれる日米首脳会談、日本側は何を与えられるか。
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2024/12/23 小谷哲男
米国第一主義を掲げるトランプ氏は、同盟国にさらなる「自助努力」を強いると予想される。新しい時代が幕を開け、国際社会には大きな波紋が広がるだろう。日本はどう対処すべきか。
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2024/12/09 渡邊啓貴
不信任決議を受けた斎藤元彦氏が出直し選挙で返り咲いた兵庫県知事選挙で、ソーシャルメディアを駆使した選挙戦の在り方が問われている。それはデジタル時代の情報発信の手法だけでなく、メディアそのものの根底を揺るがす議論でもある。
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2024/12/06 八重樫通
公立学校教員の給料をめぐる予算編成において、文部科学省と財務省の対立が大きな話題になっている。財務省が給与向上へ働き方改革で成果を上げるのが先決としたのに対し、教育関係者らが批判した。しかし、彼らは財務省を糾弾する資格があるのだろうか。
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2024/11/26 岡本隆司
台湾海峡や尖閣諸島、靖国神社の問題など、日中の抱える長期的な問題への対処は容易ではない。だが、中国に日本の理論を振りかざしても通用しない。関係再構築のために必要な視点とは。
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2024/10/03 森信茂樹
2025年度のプライマリーバランス黒字化試算が公表され、財政の先行き楽観論が広がっている。しかし、財政再建に向け課題は山積みだ。新政権は国民負担の問題から目を背けてはいけない。
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2024/09/24 青木健太
本年5月、イランではライシ大統領の突然の訃報により、大統領選挙が行われた。新政権下のイランは今後どのような道を歩むのか。そして、日本が取るべき立ち位置とは。
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2024/09/06 樫山幸夫
自民党総裁選は多数の議員が出馬に動く乱戦模様。選挙戦を通じ、旧弊を脱したことを国民に示すことが至上命題だが、現時点での党内やそれを報じるメディアの動きをみるかぎり、再生の方向とはかならずしも一致しないというべきだろう。
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2024/08/23 廣部 泉
米国では、激しい選挙戦が繰り広げられているが、日本として考えておくべき大きな課題がある。それは、米国社会の中で日本および日本人の存在感の低下が深刻であることだ。
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2024/08/15 樫山幸夫
岸田文雄首相が、裏金問題の責任を取って自民党総裁再選を断念した。後継の予測は困難だが、ひとつだけはっきりしている。新総裁選びの過程、その結果を通じて「新生自民党」の姿を示すことができなければ、国民の信頼回復はおぼつかないということだ。
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2024/08/01 桒原響子
選挙イヤーで注目の「偽情報」。近年はAIを使ったディープフェイクも精度を高めている。日本の偽情報対策の課題は何なのか、そしてどう向き合うべきなのか。
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2024/07/24 伊藤さゆり
GDPで世界第3位に浮上したドイツ経済も足元では振るわず、産業空洞化の危機に瀕している。グローバル化が逆回転する環境下で必死にもがくドイツから、日本は何を学べるか。
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2024/07/01 樫山幸夫
終盤に入った東京都知事選。都民の審判結果は神のみぞ知るが、はっきりしているのは選挙運動のありかたの見直しが進むということ。もろ手を挙げて歓迎していいのか。「自由」を叫ぶことで逆に自由が侵害されるとしたら皮肉であり、罪が深い。
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2024/04/25 野川隆輝
本国会で成立の見通しの「セキュリティー・クリアランス制度」。国際情勢が激変する今、情報保全強化は急務だ。産官学それぞれの分野に精通した3人の専門家に、日本のあるべき姿を語り合ってもらった。
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2024/03/21 渡辺 努
今年も春闘の季節を迎えた。賃上げの実現は既定路線で、日銀の金融政策も正常化に向かうだろう。「金利のある世界」の到来後も、「賃金と物価の好循環」のために国民全体で機運を高めるべきだ。
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2024/02/29 渡辺 努
今年も春闘の季節を迎えた。賃上げの実現は既定路線で、日銀の金融政策も正常化に向かうだろう。「金利のある世界」の到来後も、「賃金と物価の好循環」のために国民全体で機運を高めるべきだ。
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