2024年6月18日(火)

都市vs地方 

2023年8月16日

 議員の海外視察に求める第四の条件は詳細な海外出張報告の公表だ。私たちは選挙で選ばれた人たちが海外で何を感じ取ったのか、知りたい。議員でなければ会えない人、議員でなければ調べることができないこともあるだろう。そういう情報を私たちにも知らせてほしい。

国民負担という意識を

 第五に費用についても条件がある。筆者の個人的な思いとしては、エコノミークラスの旅費と応分のホテル代は国民が負担してもいい。議員にはたびたび海外を見て、政策に役立ててほしい。ビジネスクラスを利用しても、もちろんいい。エコノミークラスとの差額は自分で負担すればよいと思う。

 筆者は原則としてエコノミークラスを利用していて、何の問題も感じない。飛行機の中はパソコン環境がよいので原稿や論文を書いているから、フラットに寝たいと思わない。フラットに寝ると到着地で夜、眠くならないから時差ボケになるという問題も生じる。エコノミークラスとビジネスクラスの料金差が日本の航空会社の場合、大きすぎるということもある。

 現地で通訳を使うことはあるだろう。そういう費用は公費で負担してよいと思う。報告書が充実していれば文句はない。

 議員には国際感覚を身につけてほしい。だから海外には積極的に出てほしい。家族を伴って行くこともよいと思う。公私混同がなければよい。

 議員になったとき、国民に奉仕して生きていく覚悟を決めたと思うので、そういう決意を海外出張報告でも感じることができればよいのである。

   
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