偉人の愛した一室 2024年7月27日 <偉人の愛した一室>白洲次郎・正子が生涯愛した「武相荘」ひたすらに住みやすさを追求 羽鳥好之( 作家・金沢学院大学特任教授) Tweet 印刷画面 そこかしこに広がる〝生活感〟と〝遊び心〟 ミュージアムとなっている居室内には季節ごとに陶磁 器やガラス、染織類が展示されている。これらは〝コレクション〟ではなく、実際に使うために購入された逸品たちだ ギャラリーページへ 終戦直後の米国雑誌。次郎はこうした現地の雑誌などを読んで情報収集をしていた ギャラリーページへ 日曜大工が得意だった次郎。実際に使っていた数多くの工具がそのまま残っている ギャラリーページへ 次郎が正子へ作ったブラシ入れには 「Hope SHE be MORE TIDY!」という何ともお茶目なメッセージが書かれている ギャラリーページへ ガレージにある「シラス」とくりぬかれた木箱も次郎のお手製だ。武相荘にはそこかしこに〝生活〟と〝遊び心〟が散りばめられている ギャラリーページへ Facebookでフォロー Xでフォロー メルマガに登録 ▲「Wedge ONLINE」の新着記事などをお届けしています。 前へ 1 2 3 編集部おすすめの関連記事 <偉人の愛した一室>重厚な和洋折衷の洋館と広大な庭園 国家の未来が話し合われた山縣有朋の別邸「無鄰菴」 <偉人の愛した一室>絢爛豪華な社殿と質実な舞殿 観阿弥が生涯最後に舞った静岡浅間神社 <偉人の愛した一室>葉山の丘に立つ解放感ある名建築 日本画の俊才・山口蓬春のアトリエ 【大奥の最高権力者の部屋】川越市に残る江戸城の豪華御殿建築、通称「家光誕生の間」と「春日局化粧の間」とは? 【『風立ちぬ』作者 堀辰雄が愛した一室】和洋折衷の美しさに彩られた 関西の迎賓館 奈良ホテル バックナンバー