2026年4月7日(火)

世界潮流を読む 岡崎研究所論評集

2026年4月7日

 トランプ大統領は、ホルムズ海峡の通航の問題を巡る欧州諸国の対応を「臆病者、我々は忘れない!」と激しく批判し、「米国抜きの北大西洋条約機構(NATO)は張り子の虎である」とSNS(Truth Social)に投稿した。

(ロイター/アフロ)

・3月18日の投稿

 米国はNATOのほとんどの「同盟国」から、彼等は中東のイランのテロ政権に対する我々の軍事作戦に巻き込まれたくないと思っていると知らされた。ほとんどすべての国が、我々が行っていること、そしてイランが如何なる形であれ核兵器を持つことを許されることがあってはならないことに同意しているという事実にかかわらず。

 しかし、彼等の行動に驚いてはいない。なぜなら、我々はこれら諸国を守るためにNATOには毎年数千億ドルを使っているが、NATOは一方通行だと常に考えていたからである――我々は彼等を守るが、特に必要とされる時に彼等は我々のために何もしようとしない。

 幸いにして、我々はイランの軍に大打撃を与えた――海軍は消滅した、空軍も消滅した、防空砲・レーダーも消滅した、そして恐らく最も重要なこととして彼等の指導者もほぼすべてのレベルで消滅し、我々、中東の同盟国、世界にとって二度と脅威になることはない! 我々がそのような軍事的成功をおさめたという事実の故に、我々はNATO諸国の助力を最早「必要」とせず欲しもしない――我々は過去に「必要」としたことも欲したこともない。

 日本、豪州、韓国についても同様である。世界で圧倒的に最強の米国の大統領として言うが、我々は如何なる国の助けも必要としない! 本件よろしくお願いする。大統領ドナルド・トランプ

・3月20日の投稿

 米国抜きのNATOは張り子の虎である! 核武装したイランを阻止するための戦いに彼等は参加しようとしなかった。

 今や戦いは彼等にほとんど危険のないまま軍事的に勝ちとなると、彼等は支払いを強いられている高額の石油価格に不平を言うが、ホルムズ海峡の開放を助けようとしない。それは、高額の石油価格の単一の理由(に対する)単純な軍事作戦である。


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