テレビのニュースには拾われないかもしれないけれど、ネットの一部で盛り上がったあの話題。知りたい人へお届けします。
ドローンを使った少年が威力業務妨害で逮捕
5月21日、東京・浅草の「三社祭」に無人飛行ロボット「ドローン」を飛ばすことをネット動画でほのめかした15歳の少年が逮捕された。主催者側に警戒を強化させたことが威力業務妨害にあたるため、逮捕に至ったという。
この少年は「三社祭り」に限らず、これまでも長野市の善光寺や国会議事堂近くでもドローンを飛ばして落下させたことがあった。また、川崎市の河川敷で中学1年生が殺害された事件現場や、その容疑者の少年宅もネット配信をしたことがあり、これまでも警察から何度か注意を受けていた。こうした背景もあって今回の逮捕は大きく報じられることになった。
ドローンを使った事件で逮捕者が出たのは、この少年が初めてではない。4月、首相官邸の屋根に放射性物質を搭載したドローンが落ち、犯人が出頭した事件が起きた。「ドローン」という最新鋭の機器の存在は、このときにお茶の間まで広がった。さらに今回の事件が重なることとなり、2カ月連続でドローンに関連した逮捕者が出たことで、ドローンのイメージはすっかり悪くなったように感じる。
ネットで「ドローンを肯定するコピー」の大喜利
少年が逮捕された翌朝、ツイッターでは「ドローンを肯定するコピー」というハッシュタグがトレンド入りし、話題を呼んだ。ハッシュタグを作ったのは「コピーライッター コピーライターbot」(@copy_writter)という広告コピーをつぶやくbotアカウントである。
“【コピー大喜利】 #ドローンを肯定するコピー を募集します。 つぶやかれたコピーから、 個人的に気に入ったものを コピーだけピックアップしてつぶやき、 RTと★の数がいちばん多いコピーを 書いた人をあとで発表します。”
https://twitter.com/copy_writter/status/601511634838818816