オトナの教養 週末の一冊

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『東京オリンピック 「問題」の核心は何か』 小川勝氏インタビュー
2016/10/27 本多カツヒロそもそもオリンピックとはどのような大会なのか。2回目の開催となる東京はどのような役割を担うべきなのか――。五輪問題に詳しいスポーツライターによる、2020年への提言。
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『最高機密エージェント』
2016/10/21 中村宏之ワシントンポストの編集幹部で、ピューリッツアー賞も受賞した敏腕記者が、機密解除された公電など一級の情報を組み合わせて構成し、描いたスパイの姿は実に生々しい。
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『「その日暮らし」の人類学』 小川さやか准教授インタビュー
2016/10/20 本多カツヒロ過ぎたことを過度に後悔したり、先のことを心配しても仕方がないと笑う彼ら。決して怠け者ではないが、どんな価値観のもと生活を送っているのだろうか。
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『採用学』
2016/09/30 中村宏之採用という企業それぞれに固有の事情や特徴がある難しい分野を科学的に分析した力作である。採用する側、される側の双方に大いに参考になるだろう。
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『移民大国アメリカ』 西山隆行教授インタビュー
2016/09/29 本多カツヒロ国内での移民像と実際、移民政策、エスニック集団の活動や影響力――。「移民大国」アメリカの実態に迫る。
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『牛肉資本主義 牛丼が食べられなくなる日』
2016/09/11 足立倫行日本ではまだ身近に感じられないが、中国で起きた「牛肉ブーム」により、世界的に牛肉が値上がりしている。その理由を突き詰めると、先物市場の高騰にぶち当たる。
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『会いたかった画家』
2016/09/09 中村宏之本書で紹介される美しい絵の一つ一つに、小気味よい解説がつき、読み手の理解が進む「仕掛け」が様々なところにしつらえてある。
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『スポーツ遺伝子は勝者を決めるか?』
2016/09/08 東嶋和子アスリートとジャーナリスト。二つのまなざしでとらえたスポーツ科学の最先端は、共感にあふれ、かつ客観的で、心を打つエピソードに満ちている。
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武岡暢氏インタビュー
2016/09/05 本多カツヒロ日本を代表する歓楽街である歌舞伎町とぼったくり――。歌舞伎町が歌舞伎町として再生産される構造とは…
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『「学力」の経済学』
2016/08/27 中村宏之科学的な根拠があってこそ問題意識が明確になり、新たな政策や解決策に結びつけることができる。教育分野も例外ではないだろう。
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『研究不正』
2016/08/26 東嶋和子記憶にも新しいSTAP細胞事件とノバルティス事件は、本書によれば氷山の一角に過ぎない。日本は世界に冠たる「研究不正大国」だというのだ。
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『男が働かない、いいじゃないか!』 田中俊之氏インタビュー
2016/08/25 本多カツヒロ「男は会社員としてバリバリ働くべきだ」という考えが「普通」とされる世の中で、男性はどう生きて行くべきなのか――。「男性学」という学問を通じて見えてきたものとは…
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民泊ビジネス
2016/08/18 中村宏之今後本格化する宿泊施設不足や民泊への本格的な対応の中で、いかにポジティブな効果を地方にも及ぼし、無理のない形で定着させてゆくかが問われるだろう。
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音楽・放送プロデューサー/選曲家 中原仁氏インタビュー
2016/08/03 本多カツヒロ五輪開幕が迫ったリオ・デ・ジャネイロとは一体どんな街なのか。リオを愛して止まない日本人に、スポーツ、食、サンバ、そして「カリオカ」と呼ばれるリオっ子の気質などについて話を聞いた。
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『シャーロック・ホームズの思考術』
2016/07/29 東嶋和子本書のユニークな点は、私たちの思考のベースとなっている二つのシステムに、<ワトスン・システム><ホームズ・システム>と、名前をつけたことだろう。
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『空から降ってきた男』
2016/07/28 中村宏之身元不明の黒人青年の遺体は、飛行機からの墜落死だった。真相を追う日本の特派員は、粘り強い取材で青年の密航の背景にある移民問題を浮き彫りにした。
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『みんな彗星を見ていた 私的キリシタン探訪記』
2016/07/17 足立倫行自分とキリシタンとの接点を探すうちに、1613年の禁教令以降の長崎で行われた迫害を知り、処刑された聖職者の故郷スペインへと訪れた筆者を待っていたものとは。
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『入門 国境学』
2016/07/15 中村宏之人が国境を意識するのはどんな時だろうか――。単に国と国との境という概念だけでなく、壁や面としての広がりがあるものだということがわかる本書を通じて知る、「国境学」とは。
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『情報機関を作る』
2016/07/07 中村宏之世界各地に日本人がいて、テロ事件などに遭遇する危険が常にある中で、高度な情報収集能力の有無が国民の生命や財産をはじめとする多くの国益を決定的に左右する。
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『食と文化の謎』
2016/06/24 東嶋和子神様にまつりあげられた牛、触るのも忌み嫌われる豚、ペットになったり食用にされたりする馬や犬、遺伝的に飲めない人がいるミルク――。世界の食文化の謎に深く広く分け入ると……
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