韓国の大学入試騒ぎに見る「学歴偏重社会」

日本以上の学歴社会といわれる韓国で修学能力試験の当日に見られる光景は、外国人の目には不思議に映るに違いない。

イランに核合意を守らせる方法

核合意を守るためには、米・イラン政府間の関係を制度化すべきである。米国務省とイランの外務省の関係は閣僚レベルにとどまらず、あらゆるレベルで強化されるべきである。

パリ、テロの源流を郊外サンドニに探る

―パリ同時多発テロを振り返る（1）―

昨年のフランス同時多発テロで警官と激しい銃撃戦を繰り広げたパリ郊外サンドニは、フランスの栄光に囲まれている。だが、普通のパリジャンは治安が悪いといって訪れることはない。そんな街に潜んでみた。

核報復という脅しが有効な理由

核の先制不使用とICBM撤廃はこれらの現実世界の考慮を欠く無邪気な提案である。

「イスラムは悪性のガン」トランプが任命した将軍…

“反イスラム”強硬派3人を任命、トランプ次期政権の人事、大詰め

国家安全保障問題担当の補佐官に指名された3人はイスラムに対する強硬姿勢で知られ、中東諸国では新政権が反イスラム政策を打ち出しかねない、と懸念も広がっている。

テスラに対抗する乗るのが少し怖いEV

重量わずか200キロと少しの車ながら、トップスピードは120キロ、停車時から時速100キロ到達６秒、というなかなかにすごいスペックを持っている。

習近平とシリコンバレー企業がシアトルで起こした…

起業パワー都市（その3）

習近平がシアトルで会談を行っている間、約100名からなるお付きの集団は実は不動産を物色していた。地元の中華系不動産業者のほとんどが動員されオフィスや住宅の物件を紹介して回っていたことは、街で大きな話題となった。

データは車の新しいオイルである

インテル社CEOによれば、オイルとは車のエンジンをスムーズに作動させるために必要不可欠なものだが、これからはデータこそが車を動かす原動力になるという。

自動運転を実現した3Dプリンター自動車

「世界初の3Dプリンターによる車」を作ったメーカー、ローカル・モーターズ。当初はキワモノ扱いだったが、わずか1年ほどで自動運転システムまで作るメーカーに成長した。

クリントンが大統領になれなかった理由

「ジェンダーで投票を決めません」

現場の視点から見えたクリントン敗因、そしてそれが米国社会及び世界に与える影響とは――。

「香港司法の独立」終わりの始まり

「独立派」2議員資格取り消し

香港に対して締め付けを強める中国・習近平指導部の介入の刃は次第に香港司法の牙城にも食い込みつつある。

タイは軍事独裁に陥るのか？

プミポン国王の死去に伴い、タイは喪に服すことになった。問題は政治的に分裂したこの国が不安定化し軍部独裁に沈むことになるのかどうかである。

シンギュラリティはいつ起きるのか？

未来学者ポール・サフォーにAIをきく

「すべきこと」が明確になってからでないと、それができるか否かのジレンマを感じることはない。初めから「できること」だけに取り組んでいる多くの大企業にはジレンマすら存在しないのかもしれない。

フォードから現代に乗り換えたamazon

1月にラスベガスで行われたCESではフォードと提携したはずのアマゾン。ところが、今回は現代自動車との提携が発表された。なぜか？

サイバー戦争が制御不能になる可能性

サイバー攻撃による対抗措置の選択は簡単ではない。米国にとって有害なエスカレーションが起こらないようにしてロシアに損害を与えることができるとの保証はない。

来年にも発売される究極のAIの正体

スケジュール管理からレストランの予約まで

究極のAIナイジェルに「ハンバーガーはないの？」と、レストランのメニューを聞くと「あるけれどもあなたは先週ジムに行くのを怠っているのでハンバーガーは勧めない」と答えるのだ。

日中交渉で受け身に立つのは日本の伝統か？

第2回

貿易の可能性を探って上海に渡ったものの、足元を見られ、何も売れない幕吏と長崎商人。「餘りに正直なる應答」の日本。

「ボブ・ディラン」ノーベル賞に盛り上がらない英国

ボブ・ディランにノーベル文学賞――。数多くの音楽関係者がコメントするなど、まさしくビッグニュースと受け取られた。だがしかし、地球の反対側では、まるで状況が違う。

北の核「もはや危機は我々の戸口にまで来ている」

米韓両国の当局者たちは、北朝鮮の核保有への執拗な前進を阻止できなかったことに不満を感じている。外交対話、国連の経済制裁、軍事力による威嚇もすべて失敗に終わった。北朝鮮は、核・ミサイル計画以外の面では、哀れなほど遅れた国である。

日本サッカーの強化法とソフトバンクの世界戦略の…

日本のサッカーの現場では、往々にして猛烈に努力することが求められる。求められる努力の量は半端ないのであるが、その「質」について語られることはあまりない。サッカーとは、「判断を伴った実行」が必要とされるスポーツである。