中国の侵略的意図を見逃すな 三沙市の樹立と永…

アメリカは、中国による三沙市樹立と永興島への守備隊配備に危機感を覚えるべきだ。日本も含め、事なかれ主義で責任逃れの姿勢はよくない。

キッシンジャーも感じる中東政策のジレンマ

「アラブの春」当初の歓喜から一転、混沌とする中東。米国も難しい選択を迫られている。日本外交においても、考えるべき点は多い。

中国人民解放軍の政治的影響力

昨今の南シナ海、東シナ海などの状況を見れば、「中国では軍は党のコントロール下にある」という見方が説得力をもたないことは明白だ。

インドは｢自分の写し鏡｣

インドを回っていると、これ以上酷いものはないと思わされる。毎回訪問するブッダガヤの大塔も昔と何も変わらない。変わったのは自分だ。

「温情ある権威主義」は 中国が抱える問題の処方…

政治が行き詰まりの傾向を見せ始めた今日、今後の中国の在り方をめぐって各種議論が行われるようになっている。

ユーラシアに固執するプーチン ロシア外交の制…

米大統領選挙、中国共産党大会までは「プーチンの強面外交」が大げさに報じられるだろう。だがロシア外交の実力を冷静に見定めていくべきだ。

プーチンがメドヴェージェフを切る？ ロシア指…

「グルジア紛争蒸し返し」の意味

ロシア指導部の周辺が騒がしい。4年前のグルジア紛争を蒸し返してメドヴェージェフを非難したプーチンの思惑は…

フィリピンが屈した 中国の「強圧的経済外交」

過去数年間、中国が東南アジア諸国などに政策変更を強いる直接的な手段として経済関係を利用している。その最新の例がフィリピンだ。

石原都知事よりマシ？ 尖閣国有化に揺れる中国

尖閣問題で日中双方に広がる危険なナショナリズム。国有化に対して中国では「2つの見方」があるという。問題解決の道筋は…

カナダ石油をめぐる闘い 中国の後塵を拝する米…

隣国カナダから安い石油を取り込むことさえできない米国、特に民主党の政策を を嘆く声が聞かれる。

シリア情勢の今後 新たなシナリオ

混迷を深めるシリア情勢。理想的なシナリオは、アサド政権の崩壊、各宗派融和の新体制の確立だが、別の新たなシナリオも出てきた。

米中核戦争の可能性

エアシー・バトルの概念が中国との核戦争を誘発する可能性を指摘した論がある。中国の核戦力と核抑止の問題について更に議論を深めるべきだ。

「GMは生き残り、ビン・ラディンは死んだ」 …

共和党大会も始まり、盛り上がりを見せる米大統領選。再選を目指すオバマ大統領は、どのような作戦を打ち出していくのか。

中国の大洪水は帝国衰退の予兆？

天災を失政への天罰ととらえる考えは、中国の歴史をひもとけば枚挙にいとまがない。同じ感覚は、今でも中国民衆の中にあるのだろう。

中国で月餅の生産が半減？ 数字が示す経済の本…

揺れる尖閣問題の裏で、中国国内は本格的な経済の衰退に苦しんでいる。その影響は、国民的な食べ物の生産にまで及んでいるという。

ASEAN コンセンサス方式の限界

コンセンサス方式によって、ASEANは地域の安全保障問題を扱う能力の低さを露呈している。日本が担うべき役割とは。

オバマも懸念する 深刻なサイバー攻撃の脅威

サイバー攻撃の脅威について、オバマ大統領自ら警鐘を鳴らし、とるべき措置を述べていることから、問題の深刻さがよく分かるだろう。

焼身続くチベットにテーマパーク建設？

今月13日、またもやチベットで焼身抗議があった。そんなチベットに、「大型テーマパーク建設」という「困った」計画があるという。

「アラブの春でも イスラム主義者の冬でもなく」…

アラブの春を迎えているのか、イスラム主義者による冬を迎えているのか…。エジプトのモルシ新大統領を、国際社会はどう取り扱うべきか。

ヒラリー・クリントンが考える 「新しいアメリカ…

オバマ政権発足後、しばらく沈黙を守っていたクリントン国務長官の国際政治観、対中政策の基本が明らかになった。