世界潮流を読む 岡崎研究所論評集
世界の流れは、時々刻々専門家によって分析考察されています。それらを紹介し、もう一度岡崎研究所の目、日本の目で分析考察するコラム。
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2017/04/03 岡崎研究所
イスラム国(IS)の戦闘員がシリアやイラクからイエメンに流入、アラブのアルカイダ(AQAP)と合流するなどして、イエメンがジハーディストの巣窟になる危険性。
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2017/03/29 岡崎研究所
伝統的政策に立脚した主要閣僚と破天荒な大統領からなるトランプの外交政策チームによる「二元外交政策」は、今のところ意外と上手く行っているところもある。
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2017/03/24 岡崎研究所
米国外交は、“Make America Great Again”(米国を再び偉大に)のような選挙スローガン以上のものを必要としている。
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2017/03/23 岡崎研究所
トランプは選挙中の発言で米国の同盟国を不安にしたが、最近、安心させようとしている。第一が日本で、マティス国防長官の訪問、安倍総理の訪米があった。
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2017/03/21 岡崎研究所
トランプが「一つの中国」政策を尊重することを表明し、米中間の陥穽の一つが回避されたが、昨年12月の蔡英文との電話会談を踏まえ米台関係をどう構築するかとの問題は依然として残る。民主的・戦略的パートナーたる台湾との関係を深める手段はいくつかあ…
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2017/03/20 岡崎研究所
今や中国がベネズエラを見捨てる時である。今日、マドゥーロを支持しているのは15%に過ぎないが、中国の支援がある限りマドゥーロ政権は生きながらえ、ベネズエラの苦しみは続く。
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2017/03/17 岡崎研究所
金正男の死は衝撃的である。金正男は2012年北朝鮮が金正恩体制に移行した頃、その持続性につき疑念を呈していた。恐らくこの批判を金正恩は個人的な批判と捉えたのであろう。
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2017/03/15 岡崎研究所
日本、韓国との同盟に懐疑的と見られてきた。ところが、トランプの日本と中国に対するアプローチはもっと伝統的なもののように見え始めた。このことは重要であり、安堵させるものである。
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2017/03/14 岡崎研究所
トランプはプーチンに親愛の情を抱き、プーチンを「殺人者」と言ったフォックス・ニュースに、「殺人者は大勢いる。米国が純真無垢だと思っているのか」と言い返した。米国の大統領が、自国をロシアと同様に残忍だと言うのは、前代未聞だ。
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2017/03/13 岡崎研究所
トランプ大統領と豪州のターンブル首相との電話会談(注:トランプが、米豪間の難民受け入れ合意を「史上最悪の合意」と評し、電話会談を一方的に切り上げた)で、豪州人はもはや米国を信用できないと考えるようになった。
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2017/03/09 岡崎研究所
トランプ政権の根性に探りを入れた最初の国の一つはイランである。核弾頭を含む1000ポンドの弾頭を搭載可能な中距離弾道ミサイルを発射したのである。
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2017/03/08 岡崎研究所
ISISは2016年、シリアとイラクでの掃討作戦のために何名かの幹部が殺害、捕捉され、財源も大きく失った。支配地域も縮小している。これからの数年で、ISISは分解していくだろう。
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2017/03/07 岡崎研究所
米国のTPP撤退で、太平洋貿易で中国が米国を取って代わるのではないかとの懸念があるが、その実現性よりも、あり得るのは貿易の混乱に伴う地政学的リスクだ。
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