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2020/06/30 土方細秩子白人警官による黒人男性殺害から始まった抗議行動と暴動、その後の米国は平等主義が極端になる一方でヘイトクライムが疑われる不気味な事件が続いている。
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2020/06/13 土方細秩子5月30日から始まった、ミネソタ州ミネアポリスで黒人男性ジョージ・フロイド氏の警察官による殺害事件への抗議デモは、米国では10日以上継続し、欧州をはじめとする世界中にも飛び火した。警察の解体を訴える声、さらに「沈黙は人種差別への協調だ」と…
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2020/06/10 土方細秩子大きく報道されないがそれ以上の人権侵害が起きている、という事実についてもっと語られるべきではないか、と考える。それは不法移民を収容するデテンション・センターと呼ばれる施設で起きていることだ。
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2020/06/01 土方細秩子筆者がこれを書いているのは5月30日夜、全米の様々な都市でジョージ・フロイド氏の死に対する抗議デモが続いている。中心となり暴動が起きているミネソタ州ミネアポリスでは州兵が派遣されデモ隊と衝突、何人かの犠牲者も出そうな勢いだ。筆者が住むカリ…
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2020/05/24 土方細秩子墜落現場は山中にあり、駆けつけたのは地元の保安官事務所、消防隊員らだった。一般の人が立ち入れるような場所ではなかった。なのに、墜落現場の生々しい写真が事故の後に流出したのだ。ヘリは機体のほとんどが跡形もなく破壊されており、遺体は識別困難な…
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2020/05/20 土方細秩子このところ米国では自粛反対、経済再開を訴えるデモで「我が国にもスウェーデン方式を」とプラカードを掲げる人が目立つようになってきた。スウェーデンが独自のコロナ対応で都市封鎖などを一切行わず、レストランやバーも営業、学校も閉鎖せず普段通りの生…
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経済再開ステップ2のカリフォルニアの今
2020/05/12 土方細秩子カリフォルニアは経済再開に向けて動き出したのか。答えは一言にすると「これ以上の経済負担に耐えられないから」である。ロサンゼルスよりも感染者数の少ないサンフランシスコは、とりあえず5月9日の再開を見送り、しばらく自粛を続けている。しかしロサ…
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2020/05/08 土方細秩子5月1日、ちょっとした驚きがあった。米政府が全国民(条件付き)に配布を約束した、「経済刺激のための助成金」1200ドルの小切手が郵送で届いた。これを受け取るための条件としては2018、19の両年に米国で確定申告を行っていること、個人の年収…
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2020/04/26 土方細秩子米国でも少しづつ広がりつつある抗体検査だが、自治体によって対応は異なる。隣のオレンジ郡では費用を支払いさえすれば誰でも検査を受けられる。そのため、今回車で小一時間かかるオレンジ郡のサンタフェ・スプリングスという場所まで抗体検査を受けるため…
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2020/04/19 土方細秩子世間にはこうした無症状で感染の自覚がないままに治癒し、免疫を得ている人々がいる。それを割り出すために始まった抗体検査だが、最初の試みで思わぬ結果が出た。ABCニュースの報道によると、カリフォルニア州サンタクララ郡で試験的に行われた抗体検査…
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2020/04/16 土方細秩子ニューサム知事はこのところ会見で「NATION STATE」という言葉を多用するようになった。州国家、という表現で、カリフォルニア州をひとつの国家として捉える、とも取れる表現だ。
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2020/04/12 土方細秩子相手がやや苦手とするバイデン氏になったことで、トランプ大統領の動きも目立ってきた。その中で最大のブラフとも取れるのがWHOのテドロフ事務局長への攻撃だ。4月7日に行った新型コロナウィルスについての記者会見で、大統領は「WHOに対する拠出金…
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2020/04/10 土方細秩子ロサンゼルスのガルセッティ市長が最も恐れていたことが起きた。市周辺に存在する5万人とも言われるホームレス、彼らが感染源になることを恐れ、市長はホームレスの収容に力を入れてきた。ホテルの部屋の買い上げに加え、キャンピングカー、そしてレクリエ…
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2020/04/08 土方細秩子カリフォルニア州では3月19日に外出禁止令が発動され、2週間近くがたつ。市民は概ねこれに従っているが、感染者の拡大は今のところ防げていない。一方で自宅待機や一時解雇が増え、「このままでは家賃が支払えない」と訴える人も増加している。
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2020/03/31 土方細秩子感染者がついに10万人を超え、全米で20以上の州が外出禁止措置を取るなど、まさに国を挙げてのパニック状態に陥っている米国。特に被害が甚大なニューヨーク州では医療崩壊が始まりつつある。しかし、それでも病院で治療を受けられる人々は幸せで、国民…
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2020/03/29 土方細秩子CDC(米疾病対策センター)は世界でも感染症などに対し権威ある団体として知られている。しかし今回のコロナウィルスによる新型肺炎の拡大を自国内で防ぐことには失敗した。今や米国は中国を抜き、世界一の感染者数を出した国になってしまった。
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2020/03/27 土方細秩子今、新型肺炎を引き起こすコロナウィルスの拡散を巡り、米中の対立が深まっている。米国では以前からSNS上でロシアによるフェイクニュースと見られる「コロナウィルスは米軍の研究所で作られたもの」という書き込みがあったが、中国外務省高官がこのまま…
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2020/03/26 土方細秩子特にコロナウィルスの新たな震源地となっている現在、国民皆保険制度だけはなんとしても通したい、というのがサンダース氏の根幹にある。米国ではオバマケアが実施されたにも関わらず、2018年の時点で保険未加入者は2750万人以上。こうした医療から…
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2020/03/21 土方細秩子全米の工場閉鎖を発表したばかりの自動車メーカー側が政府と交渉し、「人工呼吸器などの医療機器の生産という形で協力したい」と申し出たのだという。GMのメアリー・バラ会長はトランプ大統領に対し、人工呼吸器などの医療デバイスを工場で生産する可能性…
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2020/03/19 土方細秩子米国の検査状況は驚くほど日本と似通っている。各地で症状を訴えながらもコロナウィルス検査を拒否された、と訴える声が上がっている。これに答える形でペンス副大統領が「医師が必要と判断した患者に対し、無条件にテストを行う」と発表した。しかしCDC…
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