「lifetips」の最新記事一覧
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『現代民俗学入門 身近な風習の秘密を解き明かす』島村恭則氏インタビュー
2025/03/22 足立倫行『現代民俗学入門 身近な風習の秘密を解き明かす』(創元ビジュアル教養+α)は、関西学院大学教授の島村恭則さん(世界民俗学研究センター長)が、21名の若手・中堅研究者と共に身近な67の「不思議」を図解入りで取り上げた現代民俗学の入門書。
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2025/03/14 田部康喜NHKスペシャル『約束はどこへ 原発事故14年 さまよう除染土』(3月11日)は、東日本大震災から14年を迎えて、福島第1原子力発電所(1F)のメルトダウンによる除染土の問題を追ったドキュメンタリーの力作である。
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『はじめての近現代短歌史』髙良真実氏インタビュー
2025/03/08 足立倫行髙良真美さんの『はじめての近現代短歌史』(草思社)は、タイトル通りに、明治から令和までの120年間の代表的短歌を論評した、約330ページに及ぶ大部の本である。しかも著者は、昨年11月の発行時点で27歳という若い女性。まずは執筆の動機と年齢…
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2025/03/02 田部康喜脚本家に出演を要請されたとき、喜んで応じるのは天才・宮藤官九郎とバカリズムではないだろうか。バカリズム脚本の『ホットスポット』は、主演の市川実日子を中心に女優陣の会話が絡み合いながら小さな事件が折り重なりコミカルなドラマが進行している。
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2025/02/23 田部康喜TBS日曜劇場『御上先生』(21時から)は、サスペンスドラマの背景に現代の教育批判がある。過去の学園モノの名作と比べるとき、学園ドラマの「金字塔」として振り返えられる作品となるのではないだろうか。
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『力道山未亡人』細田昌志氏インタビュー
2025/02/02 足立倫行『力道山未亡人』(小学館)は、スーパーヒーローに21歳で嫁ぎ、半年後に力道山が刺されて死亡したため、五つの会社と莫大な負債を継いだ未亡人、田中敬子の波乱の半生を描いた労作である。
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2025/01/29 田部康喜フジテレビの経営層退任にまで至った「中居問題」により、フジテレビの凋落の可能性が指摘されている。しかし、フジテレビはすでに、幾度も凋落の経験者なのである。その歴史と理由を見ていくと、日本メディアの今後の課題にもつながる。
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2025/01/24 田部康喜“昭和100年”にあたる今年から、直前の大正12(1923)年までをさかのぼるならば、映画とテレビの映像の世紀に重なる。能登半島地震でも、テレビの映像は予想される首都直下型や東南海地震などの災害対策に新たな知見をもたらしている。
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2025/01/03 池田 瞬石破首相が誕生し、トランプ氏が米国の次期大統領に選出されるなど年後半に変化が目立った2024年。ビジネス・経済面でも新たなうねりが生じている。25年はこれら動きが具体化する。世の中の変化にどう対応するか。参考になる3冊を選んでみた。
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2025/01/01 田部康喜芝居のなかで喜劇がもっとも演じるのが難しいといわれる。横浜流星や河合優実、永野芽郁、八木莉可子……。ブレイクからトップスターへの階段を上ろうとする俳優たちは、コメディアンやコメディアンヌの演技とともに、「悪の華」となることを求められる。
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2024/12/29 Wedge ONLINE編集部皆さんは今年本を何冊読みましたか? 忙しいとなかなか読書の時間も作れませんが、年末年始は読書時間を作るチャンス。2024年にamazonで売れたウェッジブックスの書籍ベスト10をご紹介します。
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『熊楠さん、世界を歩く。──冒険と学問のマンダラへ』松居竜五氏インタビュー
2024/12/28 足立倫行粘菌研究で知られる熊楠は世界を股にかけた行動的な学者だったが、終生野にあって学問的著作が少なく、その割に研究分野が広大で、しかも奇行が多く、「奇人・変人」「天才・超人」と見なされがちだった。実像が非常に掴みにくい人物だったのだ。
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2024/12/22 田部康喜読売新聞グループ本社代表取締役主筆の渡辺恒雄氏が19日午前2時、肺炎のため都内の病院で亡くなった。最大1000万部の日本最大の新聞経営者にして、戦後直後から政界をはじめ幅広い分野で影響を与えてきた、渡辺氏は最期までジャーナリストであり続け…
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2024/12/19 田部康喜ETV特集『生誕100年 映画監督 岡本喜八が遺(のこ)したもの』は、戦争による生と死を描き続けた監督に光をあてた、上質なドキュメンタリーである。日本映画を代表する監督は、小津安二郎や成瀬巳喜男らばかりではない。世界はいま岡本喜八を発見し…
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2024/12/09 田部康喜俳優にして歌手の中山美穂さんが自宅で死亡しているのを発見された。“遅れてきた美貌の女優”はタレント映画を経て、大ヒット映画『Love Letter』 によってアジアの美少女俳優として愛された。日本の映像界は、これからさらに輝く可能性をもっ…
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『ドラマで読む韓国 なぜ主人公は復讐を遂げるのか』金光英実氏インタビュー
2024/12/07 足立倫行『ドラマで読む韓国 なぜ主人公は復讐を遂げるのか』は、韓国のソウルに1996年以降30年近く在住し、韓国ドラマや映画の字幕翻訳を手がけてきた金光英美さんが、ドラマの背景にある「韓国の素顔」に迫った本である。
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