100年前に予見された「北京外交」における日本…

20世紀初頭の「支那市場に於ける世界の競争は」、清国＝中国の存在感・影響力の増大という点を除けば、1世紀余が過ぎた現在と大差がない。かつて世界第２位の経済大国を謳歌していた日本の経験に照らして、このまま順調に「中国の夢」が実現するとは思え…

あおり運転は米国にもあるの？運転トラブルに気を…

米国で3年間暮らした時に、自分の車で年間に1万マイル（1万6000キロメートル）以上、さらに出張時のレンタカーでも年間数千マイル走行していたが、煽られたと感じた経験はほとんどない。ただ、道路上でのトラブルを見たことは何度かある。煽りからト…

水木しげるも乗せた奇跡の駆逐艦「雪風」、元乗組…

一兵卒にとっての「戦争」とは？

アジア・太平洋戦争において、終戦から敗戦までほぼ全海戦に参加しながら、大破なく生き残ったのが「奇跡の駆逐艦」〈雪風〉。漫画家の水木しげるさんが、南方のラバウルで何度も九死に一生の体験を経た後、昭和２１（１９４６）年３月、三浦半島浦賀に復員…

タテ型、ドラム型、洗濯機はどちらを選ぶべきか？

部屋干し時代の選択

日本の洗濯機の「標準コース」って何だ？ ドラム型に設けられた「お湯洗い」の意味

「90歳を過ぎたら〝死の規制緩和〟を」山折哲雄…

死はいつからタブーになったのか？

医学の進歩で寿命が延び、核家族化により死が身近でなくなった日本人にとって、これから本格化する「多死社会」で、死をどのように受け入れていけばよいのか。

米中貿易戦争、なぜ中国は自らが勝てると考えるの…

折り返し地点、これからの１年が勝負

貿易戦争が激化すれば、米中の両方が傷付く。それは百も承知だ。それでも戦いをエスカレートさせようとするのはなぜか。答えは1つしかない。戦いの末、中国よりも米国のほうがより深刻な致命傷を負うだろうという読みがあったからだ。あるいはそうした「賭…

通貨戦争へも波及する米中対立

米中間の貿易戦争は、今や通貨戦争にも拡大しつつある。これは、世界的な経済成長に新たなリスクをもたらし、世界経済にも米国自身の経済にも悪影響を及ぼし得る。

「凪のお暇」黒木華と高橋一生の“純愛物語”

脇役陣の笑いを誘う演技も見どころ

TBS「凪のお暇」は、さえない元OL・大島凪役に黒木華をキャスティングして、元恋人のエリート社員・我聞慎二役の高橋一生との“純愛物語”である。凪が住む古びたアパートの隣人・安良城ゴン（あらしろごん・中村倫也）も絡み、コミカルに展開している。

北海道の酪農家がベトナム人の指導も受けてグロー…

道東エリアの最東端にある別海町は、一大酪農地帯として知られる。大型の経営が多く、搾乳ロボットのような最新鋭の設備を導入する農家もいる。同町の農家2軒がグローバルGAPを昨年12月、酪農家としては国内で初めて取得した。日本版GAP認証（JG…

モスクワ抗議デモに見るプーチンの不安定さ

ロシアのモスクワ市議会選挙で、プーチン政権に反対するアレクセイ・ナワルヌイ氏の支持者10名余が立候補を排除された。この決定に対し、抗議のデモが行われた。ロシア政治は、プーチンの任期が終わるのに向けて不安定の度合いを強めていくと考えられる。

サミットにロシア復帰？領土問題抱える日本は賛否…

ロシア自身は自らの復帰に否定的な見解を表明しているが、安倍首相が、賛成、反対いずれを決断するにしても、プーチン、トランプ両大統領との良好な係を維持したい思惑の一方、欧州各国の反対という板挟みにあって、苦しい判断を迫られそうだ。

球数制限論議の中、夏の甲子園でエースと〝心中〟…

球数制限、猛暑対策、大会日程など、今年もまた甲子園で様々な議論を巻き起こして、第101回高校野球選手権大会が幕を閉じた。その余韻もまだ冷めやらぬ中、９月には高野連の「投手の障害予防に関する有識者会議」が開催され、改めて投手の投球過多に関す…

「老後を生きていくために2000万円」で忘れさ…

今回は、「老後を生きていくために2000万円が必要か」をテーマに、社会保険労務士の中村紳一さん（56歳）を取材した。中村さんは多くの中小企業経営者から厚生年金や国民年金を始めとした社会保障制度、社員の給与や賞与、退職金についての相談を受け…

ジョンソン新政権でもアキレス腱の北アイルランド…

英国のEU離脱（Brexit）をめぐる最大の難問の一つは北アイルランド問題である。メイ前首相も退陣に追いやられた。離脱強硬派のボリス・ジョンソン新首相は、バックストップの廃止を求めてEUと睨み合っている。

牧浦土雅・起業家「先進国の『当たり前』をアフリ…

今世紀末には、人口が40億人に達すると見込まれているアフリカで、電気も水もITも使えない中、農民の所得向上を目指して奮闘する若者がいる。

イスラエル、3カ国で相次ぎ攻撃、イランとの“影…

イランの同盟国であるイラク、シリア、レバノンの3カ国がこの数日、相次いで無人機やミサイルによる攻撃を受けた。イスラエルがイランとの“影の戦争”を激化させていると見られている。レバノンのシーア派武装組織ヒズボラの指導者ナスララ師が報復を誓う…

アップル銀行は実現するのか？

アップルが実施の予定を発表して以来、多くの話題を振りまいてきたアップルによるクレジットカード、「アップルカード」がついに一般にも利用可能となった。カードそのものは８月初めから招待制で徐々に利用を開始していたが、誰もが利用できるカードとして…

「言われたことを言われた通りやれ」と求める中学…

公立中学が挑む教育改革（19）長野市立東部中学校【前編】北澤嘉孝校長インタビュー

それは「麹町中だから」できるのでは？ 千代田区立麹町中学校の工藤勇一校長が進める改革を紹介する中で、たびたび寄せられる感想だ。この疑問の答えを探るべく、長野市立東部中学校を訪ねた。麹町中の取り組みにヒントを得て、2019年度から学年担任制…

気候変動で高まる経済リスク、圧力増す「TCFD…

続々と規制化する欧州各国

日本企業が次々に賛同する気候関連財務情報開示タスクフォース（TCFD）。それが意図するものは何か。その本質を理解し、新たなリスクに備える必要がある。

欧州で続く大規模な山火事、原因は異常気象にあらず

記録的な猛暑に覆われるヨーロッパで、山火事被害が相次いでいる。地球温暖化による異常気象が原因と考えられる一方で、山火事のほとんどは人為的災害によるものともいわれている。