台湾・国民党 内部分裂の兆し

学生たちが立法院を占拠した事件。台湾の民意は中国本土との統合に反発する姿勢を明らかにしつつあるのではないだろうか。

EPA締結で ますます順調な日豪関係

アボット首相の訪日時に決定された日豪EPAの締結は、日豪両国民が利益を得るものである、と豪州でも高く評価されている。

サウジはなぜパニックを起こしているのか

サウジの「パニック」は地域情勢全体への懸念によるもので、米・イラン関係の改善のみが原因ではない。

米国は台湾のいずれの党派にも 片寄ってはならない

台湾関係法が過去35年間に果たしてきた役割。今後の米台関係もその基礎の上に築かれなければならない。

米中EUでG3？ 欧州の経済的地位の変化

「欧州の経済的地位を左右する最大の要因は中国経済の強大化だろう」という見方があるが、実際の影響力は…

中国に対する猜疑心 台湾の民意と疲れ果てた馬…

台湾問題は、国民党の時代が終わる可能性を前にして、やっと動き出したばかりだが…

欧州もシェールガスを開発せよ

ロシアの資源カードの効果を低下させる

クリミア問題を契機に、ロシアの天然ガスへの依存を減らすため、米国に倣い欧州もシェールガス生産を推進すべきだという意見がある。

中韓の共闘 蒸し返される歴史問題

日中、日韓の歴史問題は何十年もたって蒸し返された不思議な問題であり、歴史上例のない事態なのでこれから先どうなるか見通しがつかない。

日中韓　豪州にとって カギとなるパートナーは？

トニー・アボット豪首相は、先日の日中韓公式訪問前の講演で、豪州の繁栄が、日中韓3カ国の経済成長に依るところが大きいと強調した。

西側に対するプーチンの挑戦

クリミア、ウクライナにとどまらず、冷戦後の世界秩序に対するプーチンの挑戦。西側はどのように立ち向かうべきだろうか。

イランは経済力のない ロシアには頼らない

ロシアがイラン問題で米を困らせ得ると言われているが、イランは西側によって経済を再建しようとしており、ロシア経済には頼らないだろう。

座礁船をめぐる中国とフィリピンの対立　 領海紛…

南シナ海における中国の強硬姿勢は、中国の典型的やり方の一つだ。長期的に一歩一歩既成事実を固めてくる。

「米中パワー・シェアリング論」とは？

中国の善意に期待するユートピア論

米の対中宥和論者が提唱する、荒唐無稽な「米中パワー・シェアリング論」。習近平の「新しい大国間関係」の代弁と言っても過言ではない。

日韓の安全保障協力 現実的なアプローチ

東アジアの軍事的脅威は北朝鮮と中国であり、日米韓の軍事協力の必要性を認識する専門家は、日韓の「現実的な」安保協力を提言する。

「アジア回帰」を空疎なスローガンのままにしては…

注目を集める習近平体制下の中国軍の動き。それに対して米国議会が取るべき具体的政策とは…

中国と協調しがちなASEAN 米国はどう取り…

ASEAN諸国が対中政策で共同歩調をとることはなかなか難しい。日米はどのようなアプローチをとるべきか。

ひたすら拡大する中国の国防予算　 不安が同居す…

今までよりはやや減速したものの、増加し続ける中国の軍事費。一体いつまで続くのか、それが問題である。

「日米同盟を英米同盟のように」 米国にとって…

知日派でさえ日本は「右傾化」の印象

米国の知日派は日本と「特別な関係」を築くべきであると主張する一方、彼らでさえ、日本が右傾化しているという印象を持っているようで…

オバマは安全保障より社会福祉優先？ 米アジア…

オバマ政権の望む米国の社会福祉水準向上こそが、米国の国防支出ひいてはグローバルな安全保障への真の脅威である、と断定する社説が出た。

「組織」の近代化目指す中国軍 習近平独裁体制…

就任以来、習は中国軍の近代化と強化を強調してきた。それは技術的側面だけでなく、軍の構造全体の近代化を目指しているのである。