子どもたちの「なぜ？」を刺激　民間支援の新たな…

子どもたちを特別扱いせず〝不公平〟や〝不自由さ〟を体感させる新たな教育が行われている。「LEARN」と呼ばれる教育プログラムに込められた大人たちの思いとは？

中学受験で教育費3000万円？ 老後が心配で安…

少なくないケースで、日本の平均年収458万円を超える金額が中学受験の塾代に消えているーー。過熱する中学受験の最前線をルポする。

拝啓 日本の皆様　教育の力で国家の再構築を

【特集】日本の教育が危ない 子どもたちに「問い」を立てる力を

「あなたは日本人ですか？」中国人筆者がキリマンジャロを登った際、海外の人から言われた言葉だ。なぜ、そう思われたのか。背景の一つに、かつて日本で行われてきた教育の成果があると筆者は言う。

「学校に行く義務」はない 「9月１日問題」によ…

９月１日は、児童思春期のこころの健康に関わる者にとっては、自殺が増える要注意の日。学校へ行くことがプレッシャーになっている。ここで言いたいのは、行きたくなければ、行かなければいい、学ぶ場は他にいくらでもあるということだ。

夏休み中の子どもの水難事故 学校は会見を開くべ…

夏休み初日に福岡県宮若市で川遊びをしていた小学6年の女児3人が亡くなる水難事故が起きた。翌日学校は保護者説明会を開催し、在校生の心のケアや注意喚起を図った。通常はそこまでが多いが、今回は報道機関向けの会見も開いている。必要はあったのか。

現実離れした「プーチンの教科書」進む歴史の書き…

今年9月からロシアの高校生が使う近代史の新しい教科書には、「ウクライナは超国家主義者の国」などと記され、プーチンの世界観・歴史観が色濃く反映されている。もはやそこには、ソ連時代の過ちを認めたゴルバチョフの柔軟な姿勢はない。

大学進学は誰のため フランスから考える高等教育…

日本は高等教育の無償化へと舵を切りつつある。しかし、今後大学教育は誰のためにどのようなものであるべきなのか、という議論が十分に行われない。一つの事例としてフランスの大学をここでは紹介したい。

ルールと常識、行儀を守る「良い子」 ブルー段階…

同作は、本連載で折に触れて紹介している「インテグラル理論」の、ブルー段階の意識、を分かりやすく描いている。ブルーとは、先般の連載で『北斗の拳』（武論尊、原哲夫、集英社）を用いて説明した、レッド（＝暴力と支配の時代）、の次を行く意識段階であ…

夏休み自由研究に！魚が獲れるのになぜ禁漁か？

世界一の漁獲量を誇っていた日本の漁業が、今では生産量が増える世界に対し減少の一途を辿っております。なぜ魚が減っているのか？　なぜ魚が獲れるのに禁漁するのか？　世界と比較します。

骨太の方針掲げる子どもの「多様な学び」は誰が作…

フランスの学童保育をヒントに探る

今年の「骨太の方針」で、「多様な学び」を推進する記述に目が留まった。実現すれば、有益なのは間違いないが、「これを、誰がやるのだろう？」とも感じる。フランスには、そうした機会に触れられる公的支援があり、その担い手が明確に職業化されている。

中国人が日本のインターナショナルスクールを選ぶ…

中国で再び新型コロナの感染者が急増する中、中国での生活に見切りをつけ、日本に移住する人がじわじわと増えている。日本に移住した彼らの中には、子どもの進学先として日本のインターナショナルスクールを選択する人が少なくない。それはなぜなのか。

女子教育こそ国力の要 財産の３分の１は教育に

山林王・土倉庄三郎の足跡②

数年前のNHK朝ドラ『あさが来た』は、明治の女性実業家広岡浅子をモデルとしていた。浅子は、成瀬仁蔵がめざした日本女子大学（当時・日本女子大学校）設立を支援して奔走するわけだが、この日本初の女子大学設立運動にはドラマに描かれなかった重要人物…

AI時代に理系を伸ばす 子どもに不思議を面白が…

2023年度中学入試から見えてきた、子どもたちに求められる力②

AIに多くの職業が取って代わられると言われる時代、わが子に「理系の道」へ進ませる親は少なくありません。そこで、習いごとをたくさんさせるなどタスクの与えすぎには要注意。努力の方向を間違えると、子どもは理系から離れてしまいます。

待ったなしの部活動改革 大人の〝都合〟だけで議…

4月から公立中学校の休日の部活動の段階的な「地域移行」が本格的に始まった。今部活動改革を進めないと、そのしわ寄せは子どもたちが被ることになる。突破口を探った。