2022年7月5日(火)

ビジネススキルを活かして楽しむ脱力系子育てのススメ

2018年7月13日

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小川大介 (おがわ・だいすけ)

1973年生まれ。京都大学法学部卒業。学生時代から大学受験予備校、大手進学塾で受験国語の看板講師として活躍。難関中学、国公立大学医学部などへ多数の合格者を送り出す。2000年、さらなる学習指導の理想を追求し、中学受験専門のプロ個別指導教室SS-1を設立。教科指導スキルに、声かけメソッド、逆算思考、習慣化指導を組み合わせ、短期間の成績向上を実現する独自ノウハウを確立する。著書に『小川式[声かけ]メソッド』(宝島社)、『中学受験 基本のキ!』(共著:日経BP社)、『頭がいい子の家のリビングには必ず「辞書」「地図」「図鑑」がある』(すばる舎)、『論理力は小学6年間の国語で強くなる』(かんき出版)など。今年10歳になる男の子の父。

テストは子どもが自立していくための身近で便利なツール

 スポーツや音楽などの、生まれ持った才能も影響が大きい世界と違って、勉強のテストはどんな子でも努力した結果が出していけるものです。そのため、次の改善策を考えやすいというメリットがあります。

 そして、その改善策を行動に移した結果、よい成果を生むことができたと、すぐに実感することができます。このサイクルをうまく活用できる子は、成績が伸びていくだけでなく、自己管理力も伸ばしていくことができます。

 つまり、テストは子どもが自立していくための身近で便利なツールなのです。

 それを知らずに、親が、テストは出来たかどうかの結果が全てだと思い込んでいると、テストが返ってくるたびにガミガミ叱るばかりになりがちです。

 すると、子どもは「テスト=嫌なモノ」になってしまいます。

 テストから学ぶことはできません。

 そういう子は、テストを上手に活用できないまま、「どうせ自分はできない」「頑張ってもムダだ」と現実から逃げる癖がついてしまいます。

 そして、大人になった時に、「自分の仕事が認められないのは○○のせいだ」「この人とは合わないから一緒に仕事がしたくない」と、今の状況を改善しようと思わず、現実から逃げてしまうのです。

 テストを受ける最大の価値は、結果によって自分の次の行動が決められること。そして、今ある結果は、自分の行動次第で変えることができることを何度でも体験できること

 せっかくテストを受けたなら、自己管理力を育てるテスト直しを実践していきましょう。その蓄積によって、たとえ思わしくない状況にであっても、その状況に正面から向き合って、次に何をすべきか考え、すぐ行動に移せる“デキル人”への道が開けてきます。
 

  
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