「漫才」の起源は何か?
Manzai
Manzai, slapstick and wisecracks by a comedy duo. Today’s manzai developed originally in Osaka towards the end of the nineteenth century as a modernized version of a dramatic form going back to the thirteenth or fourteenth century.(This traditional manzai, also performed by two persons, was based on a ritual for driving away demons and ushering in good fortune at the beginning of the new year)
(漫才は、2人のコンビで滑稽な軽口の掛け合いを行う演芸である。13~14世紀ごろから伝わる伝統的な万歳(初春に悪魔をはらい、祝福をもたらすという習俗を演芸化したもので、2人で演ずる)を現代化したもので、19世紀末に大阪で生まれ、その後全国に広まった)
漫才にこのような起源があるとは知らなかった。
今回、5年ぶりの改訂となった11版。なんと、準備、執筆、翻訳などで2年かけて作成しているという。
「執筆に備え、2年分の各種政府白書類(外交・防衛・財政・経済・情報通信、環境など)や専門書を読みこなして準備しました。10版から3分の1を改訂して、新たな説明を増やして100ページ増の600ページになりました」
まさに大学生の教材にもなる内容で、実際に在日米軍の若い兵士が米国大学の通信教育やサテライト授業などを受けるときの副教材として使用されているという。さらに、駐日米大使だったキャロライン・ケネディ氏は日本に対する理解を深めるために非常に役立ったと、川人さんに感謝状を贈ってくれたのだという。
最後に英語学習について川人さんから一言。
「多くの人は、海外留学や海外赴任の機会に恵まれることはありません。ただ、それでも英語習得を諦めることなく、身近なテレビ・ラジオ、新聞(週に2回程度日英対訳が掲載される)などで英語に触れると良いと思います。トランプ大統領のツィッターなども簡単でお勧めで、フォローしてみると良いです。本書を何度か読むことで、英語習熟の第一歩にしてほしいです」
一方で、日本語訳についても。
「日本文は、大学の教養課程を凌駕するレベルにあると自負しています。日本文を読むことでさらに教養をつけることができます」
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